『二度と人の名前を忘れないテクニック』(エグゼクティブブックサマリー)
『二度と人の名前を忘れないテクニック』
~アメリカ実業界の記憶のマスターが明かす、人の名前を覚える秘訣~
ベンジャミン・リーヴィ著
【この要約書で学べる事とは?】
①名前を覚えることが大切な理由
②名前を覚える上で役立つ2 つのテクニック
③人の名前を思い出しやすくする顔の特徴を見極める方法
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆人の名前を忘れてしまう時は、意識的あるいは無意識的な理由がある。
◆CEO のほとんどが、グローバルリーダーになるためには、名前を覚えることが必要不可欠だと考えている。
◆エミリー・ポストは1922 年に出版したエチケットに関する自身の著書の中で、紹介の仕方の説明に18 セクションも費やした。
◆米国人は今、以前よりも略式で人を紹介している。
◆人の記憶は脳の中の海馬が司っている。海馬は短期記憶と長期記憶との間の門番のような役割を果たしている。 そして訓練することで記憶力を高めることが出来る。
◆人の脳は、継続的に記憶と新しい経験を結び付けようとする特性を持っている。
◆科学者は顔面生理学を利用し、個人識別技術を生み出した。
◆顔は名前よりも覚えやすい。なぜなら人は聴覚よりも視覚による記憶を得意とするから。
◆ケネディおよびビル・クリントン大統領は、会った人の名刺ファイルを作っていた。
「人の名前を覚えるのが苦手」また「覚えてもすぐ忘れてしまう」そういった方は意外と多いものです。
壮年期の方の場合、年のせいか?と言われることもあるのですが、物忘れと人の名前を覚えるのが苦手なことは直接は関係ないことだと医学的に実証されていると聞きます。
とは言っても、何とかそういったことは改善したいのも事実です。
顔は覚えているのに、どうしても名前だけが思い出せないという状態は人間関係を構築していくうえでも決して良いことではありません。
本著では、そうした「名前を覚えられない」ことがなぜ起こるのか?
そのメカニズムを探り、どのようにしたらその問題を解決できるのか?
そのトレーニング方法まで深く解説をしています。
「名前を覚える」ことは特に企業の経営者や教育者には人との信頼関係を構築するためにもっとも重要なことです。
そうしたことでお悩みの方にはお勧めしたい一冊です。