『グレート・リセット』(エグゼクティブブックサマリー)
『グレート・リセット』
~新しい社会と経済の繁栄は、大不況から生まれる~
リチャード・フロリダ著
【この要約書で学べることとは?】
①過去の大不況から得られる、今の世界に生かせる教訓
②不況を乗り切った後、どの街や国が繁栄し、苦しむか
③米国が立ち向かうべき経済的変化
④米国が追求すべき経済政策
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆現在の経済危機は、1870年代の「大不況」と極めて似ている。
◆米国は今、産業経済から知識経済への「リセット期」のただなかにいる。
◆新しい経済は、流動的で柔軟性があるものになるだろう:「メガリージョン」が中心となる。
◆経済の立て直しの中で重要なものの1つは、地理的要素である。これは「空間的回避」と呼ばれる。
◆ニューヨークのような大都市は、その重要性を低くするのではなく高めていくだろう。
◆新しい経済は、個人の創造力を引き出すことが出来る。
◆米国はサービス業の地位を向上させるべきである。そうすることで、キャリアになる。
◆高速鉄道は、今後の経済の重要なカギとなるはずである。
◆新しい経済では、人は家を買うのではなく借りるようになる。
◆今の危機的状況を生み出した経済的要素を支えることにほとんど意味はない。米国は前に進み、個人の才能を重要視する新たな経済基盤を取り入れる必要がある。
<本書の推薦>
経経済の動向、つまり景気というものは永遠に上昇し続けることも下降し続けることもなく、上昇と下降の繰り返しを循環しています。
まあ、これはいわば波のようなもので、時に大きく時に小さな波が不規則に継続しているような形になっていると言えます。
これは過去の歴史において、どのような国家体制であっても間違いなく共通に起こりえることであると言えます。
それぞれの国との交流や関係が全く無ければ、それぞれが景気によって干渉をすることはないのですが、ボーダーレスとなった現在の国際社会においては世界的にもどこかの国で何らかの経済変化があれば、それはすぐに他国に影響を及ぼします。
記憶に新しい所では米国のリーマン・ショックは日本に大きな影響を与えましたし、ギリシャの経済危機は欧州に大きな打撃をもたらしました。
しかしながら、先にも言及したとおり、経済が波のような動きを続ける以上、この不景気もどこかで打ち止めになることは間違いありません。
本著「グレートリセット」では米国の経済状況とその歴史を事例に上げながら、過去の大不況からどのようなことを我々が学ばねばならないのか?そしてこれから何が起ころうとしているのか?
そんな経済動向を予測させてくれるエッセンスを学ぶことができます。
金融関係のビジネスに携わる方だけでなく、経営者や投資家の皆様にも役立つ1冊です。
日本未翻訳のビジネス洋書が読める!!
エグゼクティブブックサマリーがIT総合情報ポータル「ITmediaエグゼクティブ」に掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
エグゼクティブブックサマリーがダイヤモンド・オンラインに掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
⇒ 『先読み!人気のビジネス洋書』
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。明日もお待ちしております☆