『良いチームは機能しない』(エグゼクティブブックサマリー)
~チームの能力を最大限発揮させる秘訣~
ブライアン・コール・ミラー著
【この要約書で学べることとは?】
①有能なチームが使うガイドライン
②典型的なチームメンバーが担う役割
③フィードバックを提供し、要求を伝え、争いを解決するための、「勇敢なチーム」の4つの原則の使い方
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆チームの一番の目標がグループの調和を取ることであれば、チームメンバーはビジネス目的を見失ってしまう。
◆チームはまず「形成期」と「混乱期」を経て、「統一期」そして最終的に「実現期」に進む。
◆チームを管理するには、チームのニーズとパフォーマンス結果の間のバランスを取る必要がある。
◆チームは本来「勇敢なチーム」になるべきところ、多くの場合「良いチーム」あるいは「どう猛なチーム」になっている。
◆メンバーはチームが持つ性質(良い、どう猛、勇敢)を反映した役割と習慣を身につける。
◆良いチームは物事を徹底的に論じることをためらい、業務に支障をきたしてしまう。
◆どう猛なチームは業務に力を注ぎ過ぎることで、平等な関係を壊してしまう。
◆チーム管理者は、バランスのとれた態度、称賛、健全な議論、プランニング、柔軟性を提供しなければならない。チームの経験、優先順位、貢献を尊重すること。
<本書の推薦>
「チーム」とは何でしょうか?
Wikipediaによると「他人の意見に耳を傾け、建設的に反応し、ときには他人の主張の疑わしき点も善意に解釈し、彼らの関心ごとや成功を認めるといった価値観が集約されたチーム・ワークが存在し、その成果は集合的作業成果による共同の貢献が含まれる」とあります。
つまり、どういうことかといえば、その中でそれぞれのメンバーと志を同じくし、そこから共通の目標実現のために共に歩む努力をするという意味が込められています。
そのためには、各個人持つ個性やパフォーマンスを他の人間が理解してそれを高める努力をすると共に、苦手としていることを上手くフォローすることも必要です。
よく勘違いされることは、これを成し遂げるためにチームのメンバーは、それぞれが仲良く上手く付き合いをしていく事が良いと言われます。
勿論、そうすることで、その目標が達成できれば良いのですが、「チーム内を仲良く調和がとれたもの」にすることが目的になってはなりません。
あくまでも、本来の目標達成ができなければそのチームはチームとしての機能を果たしていないことになります。
では、本来の目的を確実に達成できるチームとはどういう形態を取ることがよいのでしょうか?
本書にそのポイントが明確化されています。
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