『幸福を届けること』(エグゼクティブブックサマリー)
『幸福を届けること』
~利益を上げ、情熱を持ち、目的を達成するための道~
トニー・シェイ著
【この要約書で学べる事とは?】
1) ザッポス社のCEOであるトニー・シェイが起業家として進化した方法とは?
2) ザッポス社が「ブランド、文化、パイプライン」の理念を守り、どう成功したか?
3) シェイがビジネスと人生に幸福の科学を応用した方法とは?
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆著者は学校で優秀な成績を収め、子供にも関わらず、お金を稼ぎたいという欲求があった。
◆1996 年、大学のルームメイトと共にリンクエクスチェンジというビジネスを立ち上げる1998年、同社をマイクロソフト社に2億6,500万ドルで売った時、シェイは24歳だった。
◆1999 年、シェイはザッポス社に資金提供し、2000 年に同社のCEO に就任する。
◆ザッポス社は経営が厳しい時期も「ブランド、文化、パイプライン」の理念を守り続けた。
◆ブランドは顧客サービスの上に築かれ、文化は平等と楽しさと団結を重んじ、パイプラインは急速な発展のために従業員を教育するものである。
◆2008 年、総売り上げは1 兆ドルを超え、その翌年アマゾンに1 兆2 千億ドルで買収される。
◆シェイは現在、CEO として「幸福を届ける」というコンセプトに熱心に取り組んでいる。
◆3つの幸福の枠組みがある。1 つ目は「従業員にキャリア管理を任せること」であり、2 つ目は「サービスと繋がりの中で、顧客と良好な関係を築くこと」である。
◆3つ目は、「プロとして探求すること」、つまり、より高い目的を持つことである。
トニー・シェイは、1998年、マイクロソフト社に2億6,500万ドルで新興企業を売り、24歳の若さで億万長者になりました。
さらに、2009年には1兆2千億ドルで、靴のネット通販会社であるザッポス社をアマゾンに売却しました。
シェイのビジョンは、独特のブランド、才能を育てるパイプライン、そしてクリエイティブな企業文化を内包するものであり、その全ては平等な楽しさや顧客サービスの上に成り立っています。
シェイは、「幸福を届けること」は、誰もがビジネスや人生のあらゆる分野に適用できる哲学であると考えています。
私自身、本書でもっとも感銘を受けたのは、「自社のブランド、文化、パイプラインだけが、我々が競争上の優位性を長期間持てる要素である。他のものはすべて、いずれ真似をすることができる、あるいは真似されてしまうだろう」まさに企業の真髄をついたメッセージではないでしょうか。
日本未翻訳のビジネス洋書が読める!!
エグゼクティブブックサマリーがダイヤモンド・オンラインに掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。明日もお待ちしております☆