マーケティング3.0の時代とは?(エグゼクティブブックサマリー)
『マーケティング3.0』
~製品志向から消費者志向、そして人の心へ~
フィリップ・コトラー、ヘルマワン・カルタジャヤ、イワン・セティアワン共著
【この要約書で学べる事とは?】
①「マーケティング3.0」はどのように新しい戦略の方向性を示すのか?
②顧客を中心とした価値に基づくマーケティングを生かす方法とは?
③自社ブランドを差別化し、顧客および世界に影響を与える方法とは?
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆マーケティングは3 つのステージを経てきた。それは、製品志向のマーケティング1.0、消費者志向のマーケティング2.0 そしてマーケティング3.0 である。
◆マーケティング3.0 は、顧客志向から顧客の価値や社会の関心事に範囲を拡大したものである。
◆マーケティング3.0 は、ニューウェーブ・テクノロジー、グローバリゼーションの可能性と問題点、そして、個人の創造性、価値、精神そして意義の追求への反応の中で発展した。
◆消費者は消費者およびソーシャル・ネットワークを、専門家よりも信頼している。
◆企業は「コミュニティーゼーション」「共同作業」「ブランド・インテグリティ」を使って信頼性を築くことが出来る。
◆近年の企業ミッションは、企業を見直し社会的価値に取り組む物でなければならない。
◆企業の見直しには「戦略的ビジョン」が必要である。それはアマゾン社が行ったように既存のアイディアを拡大する能力であり、必ずしもイノベーションを必要とはしない。
◆コモディティ化した製品を生き返らせるために、マーケティング3.0 は、環境的サスティナビリティや企業の責任を含む価値と製品を結び付ける。
◆企業は、慈善事業およびそれに関連したマーケティングを活用し、ブランドの差別化を図ると同時に社会に誠実に貢献する事ができる。
マーケティングに携わる人で、フィリップ・コトラーをご存じない方はあまりおられないかも知れません。
本書はコトラーをはじめ、アメリカにおけるマーケティングの巨人達が、共著で出版した最新の書籍です。
彼らは本書で、マーケティングは新しい変革期を迎えており、「マーケティング3.0」と呼ばれる新しい時代に入ったと言っています。
そしてこの手法の持つ、巨大な可能性について、本書で説明しています。
マーケティング3.0とは、サスティナビリティや公共サービス、慈善活動のように消費者にとって重要な価値を求めることで、顧客を増やすことを重視した戦略を指します。
以下は手前味噌ですが、このような最新かつ価値ある良書を、多くの方にお届けできる事を個人的に大変嬉しく思います。
日本未翻訳のビジネス洋書が読める!!
エグゼクティブブックサマリーがダイヤモンド・オンラインに掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
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最後までお読みいただき、
ありがとうございます。明日もお待ちしております☆