エンジェルとドラゴンとハゲタカ(エグゼクティブブックサマリー)
~投資家を手なずけ、会社を守る方法~
サイモン・アックランド著
【この要約書で学べることとは?】
①ベンチャー投資家を動かすもの。
②新規事業のための資金調達の選択肢。
③ベンチャー投資家と一緒に企業を経営する方法。
④投資金を清算する方法。
【3分間で理解する「本書の要点」】
◆ベンチャー投資家は若い企業に投資を行う。彼らは生まれたての企業に必要な資本を提供し、立ち上がりを支える。
◆ベンチャーキャピタルを考慮する前に、他の資金繰りの手段(銀行、家族、友人、同僚、顧客など)をすべて検討すること。
◆「ハゲタカ投資家」は他人のお金を投資し、「エンジェル投資家」は自分のお金を投資する。「ドラゴン投資家」(米国では「シャーク投資家」とも呼ぶ)とは、自分の投資を公表するエンジェル投資家のことである。
◆最初にエンジェルを探す方が良い。ハゲタカは、事業主や事業主の企業家としての努力ではなく、投資家を主要顧客とみなす。
◆堅実で慎重なビジネスプランを立て、企業を売り込むこと。
◆企業財務アドバイザーを雇い手引きしてもらうことを考慮すること。
◆ハゲタカは収益性よりキャッシュフローを重視する。しかし損失を食い止めなければ、ハゲタカに食われてしまう。
◆事業を売却するには想像以上に時間がかかる。
エンジェルとドラゴンとハゲタカ…この本のタイトルを見ただけで、それが投資の話についてと判る方は相当に投資を勉強されている方ですね。
起業し、会社を成長させていくためには資本は必ず必要でしょうし、起業家でその資本に乏しいのであれば、投資家を募集してその起業を支えてもらう必要もあります。とは言え、投資家と一言で言ってもいろいろな人たちがいるようです。
ここでいうエンジェルとドラゴンとハゲタカとはそうした投資家のタイプを示しています。
何故投資をしてもらうのかといえば、アイデアはあれど、その事業を回転させていくための資金集めであるわけで、それを実現させるためには投資してもらえるだけの正当な理由が必要になるわけですし、実際の運営についても、ある程度は権限を譲りそれに従わなくてはならないのは当然のことでしょう。
そうであれば、会社が成長していく為の適切なアドバイスを頂く事ができるような投資家を選ぶことも必要です。
会社を成長させるためにタイプの違う投資家と、どのように付き合うべきか?
投資家を募る前に、まずはこの本で学習することが必要だと思います。
日本未翻訳のビジネス洋書が読める!!
エグゼクティブブックサマリーがダイヤモンド・オンラインに掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
エグゼクティブブックサマリーがIT総合情報ポータル「ITmediaエグゼクティブ」に掲載されております。ぜひ、ご覧下さい!!
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。明日もお待ちしております☆