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BLUE SKY COMPLEX

オンラインゲーム「kingdom of chaos」の住人、STRARFの個人ブログです。何の事かわからない方はお手数をおかけしますがブラウザバックかタブを閉じる事をお奨めします。

本日付けで、我が国が戦争状態に入った。

相手方から一方的な宣戦布告を受けたのだ。
実情内情は知らない。 正直に云うとあまり興味は無い。

唯、大切な人や場所が傷付けられるのを黙って見ているのは嫌だった。
此処はボクにとって大事な場所で、大切な人が日々暮らしている。
其れだけで愛剣「ベアトリーチェ」を再び武器として振るうには、十二分な理由だった。

いや、其れは建前かも知れない。


まずは一撃、徒手空拳での城壁への正拳。

久々に、本当に久々に、城壁を全力全壊で殴った瞬間、

「ゾクゾク」

と背中に雷が駆けた。


拳に走る反作用の痛み。 ヒビの入った城壁。

自分でもその時、ニタニタと下品な笑みを浮べている事が理解出来た。
鏡など無くとも、理解出来た。


つまりはそうなんだ。


音を生み出すのも

料理が好きなのも

上品で在る事を心掛けているのも (もちろん此れは尊敬する姉様に近付きたい気持ちも在るけれど)

創造の努力は、此の下卑た破壊衝動を隠すための仮面なんだ。

生来の負けず嫌いと、破壊に対する欲望、衝動。


「・・・あハは」


普段は虚無の深淵に沈めている、剥き出しの自分自身。
戦場の空気が否応無く覚醒させていく。

虚無の中から意識を揺さぶる。

「どうせ今此処で死んでも、お前には失うモノなど無いんだ。もっともっと壊してしまえ。全てを、お前自身を!」


パァンッ! と、鋭い音が意識と一緒に弾けた。


「キヒッ!wwキヒヒヒヒッ!!ww」


瞬間、纏っていた集中力や闘気が、ドス黒い殺気と殺意で埋められていく。
ベアトリーチェの装飾が、普段の無骨な鉄塊から、一目と見るも醜悪な禍々しい魔剣へと変わる。

常識から掛け離れた脚力で敵兵士の一陣に突っ込むと、雄叫びを上げながら竜巻の如く魔剣を振り回す。

「狂い!!禍い!!呪り!!威し!!哭かせ!!縛り!!殺し!!消す!!」

武術でも剣術でもない、暴走する純粋な力、破壊衝動。

冷静さや知性、理性など欠片も無い。
悪果を招く唯の黒い動物が一頭、其処には居た。