ネット上で話題となっていたので遅ればせながら観に行ったこの作品。近年はAIを主軸にした作品が増えていますが、この作品は”機械と人間の間”というテーマを歌や青春群像劇にのせて丁寧に描いています。冒頭いきなり綺麗に歌い出したり幸せに固執するAIの理由も本編できちんと回収。その上で王道青春ドラマやSF、インターネットの小ネタまで仕込まれているため満足感は非常に高い仕上がりでした。加えてミュージカルやアクションもあり、崩れない作画で自由に動き回る様は劇場映え間違いなし。キャストもイメージに合っており、特に土屋太鳳さんの歌唱シーンには唸ってしまいます。他にもアニメを観る方なら納得のキャスティングをされており、それだけでも十分の価値と言えるでしょう。SF映画好きもアニメ好きもにっこりさせるクオリティーの今作が、より沢山の人に観てもらえたなら嬉しいです。