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一晩明けての予告編について自分なりの意見を書きます。

始めに公開された速報は、飽くまで撮影終了シーンを纏めた顔見世。今回の予告編は、今までになかったストーリーラインを踏まえたまともな宣伝でした。

予告編としては観客に対するアピール度は満点の作品だと思います。ボンドファンにとっては、今までに無い展開に胸を躍らせた事でしょう。


しかしながら一般客の反応はどうなんでしょうか?

女と男の出会い、賭け(カジノ)、宿敵の登場、嫉妬、拉致、拘束、悲観・・・。「タイタニック」によく似た女性視点で作られた予告編に思えます。"ダブルオーが女に惚れたのか?"の台詞がすべてでしょう。ボンドとヴェスパーの恋愛映画。バーバラの狙いはそこかも知れません。

以前「Tomorrow Never Dies / トゥモロー・ネバーダイ」は女性客を集客しようと試みたと聞きます。(その試みはこのポスター にも現れていますね)

そして歴代ボンド以上に戦闘的なイメージのグレイク・ボンド。少なくともマイケル的感覚ではないと思います。"ちょい悪オヤジ"が持て囃されている今、哀愁のスパイ。いいかも知れません。


ただふとボンド・ファンとして我に返って検証すると、新たな疑問が浮かびました。

だれてしまうであろうメインの"カジノ対決"をサポートすべく脇を固めるストーリーがロマンス。それに付随するアクションシーン。列車、ボンドカー、食事、酒、カジノ、女性、すべての要素は揃っています。確かにスピード感はありました。予告を見る限りは。

しかし別に大した映像がなかった事です。インパクトとしての。あえて上げるならDBSの横転でしょうか?秘密兵器は?"Q"が登場しない以上期待はできませんね。今までのような秘密兵器前面ではなく、飽くまで影の小道具に路線変更かもしれません。しかしP99の扱いは非常に興奮しました。


また全く新たな"OO7"像を作り上げようとしている。いい意味で。

あえて外されたガンバレルシークエンスが、全てを物語っているように思えてなりません。

(「GoldenEye / ゴールデンアイ」公開時あれが古臭いと友人は言われ嘆いていました。CGになった事が私達には衝撃だったと付け加えた上で)

女性客集客が任務とされているグレイク・ボンド。果たしてどれだけの女性客を獲得する事ができるでしょうか?

そして紳士としての成長を今後も見守れる事を期待して。

今回の一番の収穫はエヴァ・グリーンってなりそうな・・・。(^o^;)