6月平日の午後。丸の内三菱一号館で開催中の「ヴァロットン展」観てきました
三菱一号館は建物自体が1894年(明治27年)に英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計されたレトロな建物で素敵な雰囲気です。美術館から中庭を覗くとこんな感じ♪綺麗に整備されて花も咲いていて素敵です![]()
館内もレトロでいい感じです。
実はヴァロットンという画家の事はまったく知らず、ポスターを見て、好きかもと思って行ってみたのですが、やっぱり
好きな画家のひとりになりました。私はアンリルソーとかエドワードホッパーが好きです。写実的過ぎず、どこかかわいいかったり、さりげない風景などが好きな人はヴァロットンも好きになるかもしれません。「裏側の視線」と副題にあるように、隠れてこっそり覗いているような視点からの絵も多くあって、面白いです。解説では「胸騒ぎのする風景、不安な室内、クールなエロティシズム・・・・」と表現しています。そうそうそんな感じです。例えばこれ↓
トランプをする自分の妻方の親戚たちを描いているそうですが、テーブルをメインに遠くから眺めているかんじが、なじめない親戚達との関係を感じさせる。
他にも「夕食 ランプの光」という絵は、食卓を囲んでるのに、自分の背中を影として絵のまん中に描いていて、彼が家族に対して感じていた距離感と疎外感が露呈しているなど・・・(その背景には大画商の娘(バツイチ、連れ子あり)と結婚して、今までの仲間と疎遠になっているなどの事情があるそうです)
ちょっと幸せではない?暗い感じが好きです。
ヴァロットンは、白と黒のコントラストが革新的な木版画でヨーロッパで認められいくとのことで、版画も多く観る事ができました。↓男女の親密な関係を描いた《アンティミテ》というシリーズの1枚「信頼する人」。
このシリーズは他のも男女の絵が描かれているのに「嘘」「お金」「勝利」などの題がついていて、そこからこの絵の背景を想像してしまいます
なんか意味深。。。
「怠惰」
平日の昼間、ヴァロットンを満喫しました。空いているので気が済むまで観る事ができるのはいいですね。やっぱり美術館は平日です![]()
そして、もう一つのお楽しみ。ミュージアムショップで絵はがきを購入。気に入った絵のはがきがなかったりしてちょっとがっかり。図録を買えばいいんですけどね。。。




