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名古屋の金山駅前にある「名古屋ボストン美術館」が8日、閉館日を迎え、朝から別れを惜しむ多くのファンが詰めかけた。最終日の8日、名古屋ボストン美術館では、開館前におよそ100人が列をつくりました。

最後の展覧会には、海辺で遊ぶ柔らかな表情の少女を描いたルノワールの作品など85点が展示されていて、訪れた人は目に焼き付けるように見て回っていました。名古屋ボストン美術館は、アメリカのボストン美術館の姉妹館として1999年にオープンしましたが、入場者数の伸び悩みなどで慢性的な赤字が続いていました。



私も何度か訪れた名古屋ボストン美術館が今日で閉館となりました。最後の特別展に行こうかどうか迷っていたのですが、特に見たい作品も無かったので見送りました。覚えているだけでもこの5つの特別展に行ったのですが、最初の画像の写楽の作品がとても印象に残っています。確か世界で1点しか残っていない作品とのことで、どうしても見たくなって名古屋ボストン美術館へ初めて訪れたんです。2つ目の画像のモネの作品(ラ・ジャポネース)も唯一の着物を描いた作品と聞いたので、最終日にギリギリで訪れて、閉館ギリギリまで眺めていた思い出があります。既に東京展が終わっていて、確か私が訪れた日を最後にボストンに帰るんだったと思います。

いつも人が少なめでゆっくり見れるし、職員の方たちもとても親切だったので好きな美術館でしたが、逆に言うとそれだけ来場者が少なかったってことなんですよね。だから毎年のように赤字に・・・。でも、最終日は大混雑だったようで、有終の美を飾れて良かったなぁと思います。館長さんが美術館は無くなっても、ここで出会った作品は皆さんの心に残り続けるとコメントされていたのが印象的でした。


何だか少し寂しい気持ちですね。確か京都市の美術館も運営が厳しくて民間に委託することになりましたし、東京以外の美術館は運営が大変なんだと思います。私も少しでも多くの美術展へ足を運ぶことで、少しでも貢献できるようにしていきたいですね。では、また!