ライブにおけるチケットの予約、取り置きシステムとは その1 | スチームパンク ノット デッド

ライブにおけるチケットの予約、取り置きシステムとは その1

次回のブログでといいつつ、ずいぶん時間がたってしまいました。

■第一回「予約や取り置きってなに?」


 インディーズバンドのライブ告知などを見ているとよく

  「チケットの取り置きはこちらまでお名前と人数を明記の上メールください」
  「チケットの予約は~以下同文」

 と書いてあるのを見かけると思います。

 ライブ馴れしている人にとっては何てことないシステムなんですが、始めてライブに行きたいと思っても

  「チケットの予約ってお金かかるの?」 とか 「キャンセルってどうしたらいいの?」
  「当日直接行ったらダメなの?」

 など、よく分からないシステムのおかげで二の足を踏んでしまう方もいると思います。

 今回はこのわかりにくい予約、取り置きシステムについて説明したいと思います。


■予約、取り置きをした場合、ライブ当日

 予約や取り置きの説明をする前に予約、取り置きをした場合のライブ当日はこんな感じというのをシミュレーションしてみましょう。
 
 あなたはお気に入りのバンドを見つけました、いつものようにブログを呼んでいたらライブの告知がされてました。 ちょうどあなたのお休みの日です。

 ブログに「チケットの予約はこちらのメールまで」と書かれていたので早速メールをしました、初めてのライブなので友達も誘って、チケットは2枚予約しました。

 予約、取り置きをしたら、後はライブの日を待つだけです。

 当日ライブ会場に付きました、初めてのライブなので右も左も分かりません

 恐る恐る友達と一緒にライブハウスを通じる階段を下りていくと(大体ライブハウスって地下にあって胡散臭い店構えです(笑 )テーブルが置いてあってライブハウスのスタッフさんがいるようです。

 そのテーブルの前まで行くと「今日はどのバンドを見に来られましたか?」と言われたので、予約したバンドの名前と自分の名前を伝えました。

 そうすると「○○様2枚ですね」「○○円になります」と言われるので

 お金を払ってライブハウスに入場です。

 あとは思いっきり楽しむだけ。

■予約でお金は必要か?

 いわゆるライブハウスと呼ばれる場所で行われるアマチュアのライブでは、予約取り置きの段階ではお金が発生することは基本的にありません、お金が発生するのは、当日ライブ会場に足を運んだ時です(大きな会場だったり、動員がすごいバンドの場合例外もありますので、もし不安だったらそのバンドに問い合わせしてみるのもいいでしょう。)

 キャンセルについても同様で、予約、取り置きをしてもし当日用事で行けなかった場合チケット代金を払わなければいけないのではないか? 

 答えはNO

 基本的にキャンセル料がかかることもありません(実際、予約された方のうち何割かは連絡もなく当日会場に来ない方がおられます、これは悪いというのではなく、そういうシステムなのです。)

 もし2枚予約して当日友達がこれなくなってしまい1人で行くことになってしまったら、2枚分の料金を払うのでは?

 これもNO

 この場合は当然1枚分の料金だけで大丈夫です(もし2枚分とるような悪徳ライブだったら今後行かないほうがいい。)

 もちろんチケットぴあなどのチケットを事前購入するタイプのライブ(かなり動員が見込めるライブ)などは当日行けなかったとしても払い戻しなどはないですけど。

 では何のための予約、取り置きなのか?

 これには3つ理由があって

  ・1つは「事前予約をするとほとんどの場合500円程度、チケット代が安くなること」

  ・もう1つは「バンド、アーティストに当日どれだけのお客さんが入りそうか把握できること」

  ・そして最後に「実は物理的なチケットを用意しているライブはほとんどない」


 そうなんです、ライブハウスでやってるライブのほとんどはチケットそのものがないのです。

 チケットがないから当日受付で処理できるように予約、取り置きを言うシステムになったんですね。

 
 実際にお気に入りのバンドが出来て、ライブに足を運んでみたい! と思った方は是非予約や取り置きをしてください、予約や取り置きにメリットはあってもデメリットはありませんので。


 次回はいつ書くか分からないですけど予定としては、予約とチケットノルマについて書こうと思います。

 今回の説明で何か分からないことがあったりしたらコメントお願いします、分かる範囲で答えますので。