
いままではゲオで探して修復中・・・でしたが
今日は違うところで借りてきました
「奇談」
きつねは民俗学とか陰秘的なものが割りと好きなので
友人から「きつね好みの映画だよ」といわれました
原作は諸星大二郎の漫画らしいのですが
読んだことはありません
話は
キリスト教弾圧・隠れキリシタン・神隠し・旧約聖書
をモチーフにした陰秘的で民俗学的な感じでしたね
善悪の知識の実を食べたアダム・・・人間です
そして神は生命の実も食べるのではないかと恐れケルビムと回る剣の炎を置いた
「奇談」では
生命の実を食べた人間がいてパラダイス(楽園)を求める
そしてそれが特殊な隠れキリシタンとなり村を作る
時代設定は昭和47年・1972年が舞台です
話自体はまぁきつね好みの流れでしたが
聖書と旧約聖書が分らないと言葉が理解できないかな・・・と
キリストと生命の樹を絡めたのは面白いですが・・・
これも隠れキリシタンの事を知らないと少し難しいかもしれませんね
でも
”夜に爪を切ると親の死に目にあえない”とか
”猫をすてる時は目隠しして三遍まわってすてると帰ってこない”とか
”夜に口笛を吹くと鬼が来る”とか
そういう言い伝えとかに興味があるならこの手の映画はお勧めですね
もちろんこの手の言い伝えは民族学なんですけど・・・^^;