浜学園と早稲アカを比べてみた④アウトプットの質と量
浜学園と早稲アカを比べてみたーこのシリーズは、私の過去の浜学園講師としての経験と、こぐまが受けている早稲アカの授業の比較を通して思ったことを綴ります。第4回はアウトプットの質と量です。浜学園最大の特徴「復習テスト」浜学園最大の特徴は、「復習テスト」(復テ)にあります。前週の宿題の確認テストという位置付けですが、110分の通常授業の実に半分もの時間をテストの実施とその解説にあてるというのは他の塾にない特徴です。演習授業中心の早稲アカに比べて、浜学園では講義内での演習が少ないと下記記事で紹介しましたが、復習テストはその講義内での演習不足を補ってあまりある有意義なものになっています。『浜学園と早稲アカ、ここが違う!①板書主義が演習主義か』浜学園と早稲アカ、ここが違う!ーこのシリーズは、私の過去の浜学園講師としての経験と、こぐまが受けている早稲アカの授業の比較を通して、どっちが良い悪いはないけど…ameblo.jp日日是入試を体現する復習テスト浜学園の唯一の標語は、「常在戦場」ですが、私がいた頃は、校舎によっては他の標語も貼ってありました。その一つが日日是決戦、日日是入試というものです。前者は代ゼミの標語として有名ですね(「ひび」ではなく、「にちにち」と読むそうな)。毎日が本番の意識で勉強するー浜学園の復習テストはその理念を体現したものになっています。たとえば国語では、毎週実施の35分(学年により増減あり)の復習テストで、宿題からの文章1問に加えて、新出の文章1問が出題されます。漢字や語句もあり、入試の一般的なタイプであるフルセット型の問題(文章2題に語彙文法系の小問)です。これを浜学園生は1か月の間に最低4回、月例の公開テストを合わせると最低5回やることになります。対して早稲アカは、隔週のカリキュラムテストこそあれ、こちらは文章題が一つしかなく、フルセット型ではありません。フルセット型は5週間に1度行われる組分けテストでしかやる機会がないのです。こぐまは組み分けテストで一つの大問はほぼ正解してももう一つの大問で全滅というパターンがよくありますが、これはフルセット型の問題の経験不足が一因なのかもしれません。 あえて範囲を設けない浜学園の「公開学力テスト」浜学園の日日是入試の考え方は、月例のテストの実施方法にも表れています。浜学園の公開テストは、出題範囲は「公立学校の既習範囲」とされており、実質範囲がありません。浜学園でやっていない内容からでることはさすがにありませんが、公開テストのために何か対策することは不可能です。対して早稲アカの月例テストに相当する、四谷大塚の組み分けテストは、出題範囲が明確に定められているので、きちんと対策すればある程度の点を確保することが可能です。本番に向けたマインド育成やや長いスパンでの知識の定着をきっちり確認するという簡単では早稲アカの組み分けテストのやり方も一理あるとは思いますが、私は、本番に向けたマインドの育成の大切さから、浜学園のやり方の方に分があると思っています。早稲アカにも、志望校判定テストや全統小といった、範囲がない試験を受ける機会はありますが、いずれもオプションですし、全統小はマーク式でやや特殊という難点もありますし、日日是入試のマインドからすれば、なにより回数が少なすぎると思います。初めましての方はこちらから『【初めましての方はお読みください】本ブログついて(おすすめ記事/アメンバー申請等)』1月にはじめたこのブログもだいぶフォロワーさんが増えてきました。掲載記事もだいぶ増えてきましたので、月に1度、このブログの紹介をまとめておこうと思います。…ameblo.jpブログの紹介元浜学園国語科講師で自身中学/大学/院/国家Ⅰ種/司法試験とあらゆる試験を一発合格してきた自称「受験のプロ」で、現役弁護士でもある「くま先生」が、国語が大の苦手な息子のこぐま(早稲アカから27中受予定)に伴走する受験記※主な連載記事くま式受験のテクニック浜学園と早稲アカを比べてみたプチスパ(受験マメ知識)早稲アカ校舎ランキング早稲アカ宿題実態調査早稲アカお役立ち情報/塾業界分析コラム わたしと受験