なぜ夏は算数なのか? 


中学受験の夏は「算数」に費やすーこれは受験界の定説です。これは、算数という科目が


・理社より配点が高い

・国語より勉強時間に見合った得点向上が期待できる

・理社よりも得点向上させるために必要な勉強量が多い(ある程度腰を据えて取り組むことが必要)


ということから、夏に腰を据えてやる価値が最も高いということが理由です。


3科目入試が主流で算数の割合が相対的に高い関西では、特にその傾向が顕著で、以下の記事では「浜学園では夏休みになると全体の勉強時間の7割以上を算数に費やします」とあります。



 関東ではさすがに7割ということはありませんが、概ね5割前後が目安とされています。



ではみんな夏には算数をやるべきか? 


では、すべての受験生が算数特化で夏を過ごすべきかというと必ずしもそうではありません。


算数を腰を据えて勉強することで特に得点向上が期待できるのは、まだ分かっていない(がゆえに解けない)分野が多い受験生です。計算力があるのに、分かっていない分野が多いので点数が取れないようなタイプの子は、夏の算数集中学習によって秋以降偏差値が爆伸びする可能性があります。


他方、これまでの学習により概ね全分野分かっている(解き方がわからないものは少ない)のに、計算力がない/読み落としなどのケアレスミスが多いために点数が取れないタイプの子は、上のような子と比べて、勉強時間に見合った成果をあげづらいと言っていいと思います。


計算力や注意力は、夏に特訓した程度ではそうそう改善されません驚き


そしてこぐまは、いうまでもなく後者です。



こぐまの現状分析 


こぐまの場合は、前回のNN OPがこの夏の過ごし方を決める決定打になりました。



このNN OPでは、算数は本人的には楽勝な問題をことごとく計算ミスやケアレスミスで落としたにもかかわらず、他教科で挽回して、過去2回と遜色ない成績となりました。


これまでのNN OPの結果を分析すると↓のような感じです。前日の夏期集中特訓のそっくりテストでも同様の傾向でした。


 国語

6割ー7割を安定してとれているが、四谷大塚のテストでは最強酷語男子ハイハイなだけに、下振れするリスクあり。


 算数

6割ー9割と一番ブレが大きいが、分からなくて解けないことは稀。当日の体調=集中力次第



 理科

8割ー9割を安定してとれており、最強の得点源だが、生物・地学分野の一部は知識のヌケ漏れあり。


 社会

7割ー8割を安定してとれているが、漢字指定題や、基本的な知識の一部にヌケ漏れあり。


そして、各科目が通常運転であれば、合格点+30点くらいはとれ(2/3基準でも+15点程度)、仮に1科目(あるいは2科目)オオコケしてもなんとか耐えられるといった感じ。


そして、入試当日の極限の緊張感の中でオオコケする可能性があるとすれば(こぐまの場合は)国語と算数。こぐまの志望校は理科で複雑な計算は出ないので理科でオオコケするリスクはかなり低いです。


とすると、仮に国語・算数の2科目でコケてもギリギリのラインで受かるよう、理科・社会のヌケ漏れを完全に塞ぐ作業に注力した方が、合格可能性を高める手段としては適切と考えました。


常に最悪のシナリオを考えてそれに対処するのがくま先生式です。



とすれば 


とすれば、やることはやはり、パパプリの周回。 パパプリは、まさにこの知識のヌケ漏れを防ぐべく、理科の生物・地学と社会全般に多くのページ数を割いています。



とにかくこれをきっちり回し、知識を確固たるものにすることが、こぐまの場合は合格をたぐりよせる最短ルートだと思っています。


…というわけでこぐまの夏休みの時間配分は、ほぼ各教科均等。算数は宿題として課されたものはやりますが、分からなくて間違えたというパターンが少ないため(※読み落とし、ケアレスミス、計算ミスによる間違いは多数あります凝視)直しをしたら、それ以上の周回作業はまだあまりやっていません(必修例題を半分程度)。


この作戦がこぐまにはうまくいくことを願うのみです!




 

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ブログの紹介にっこり
 
元浜学園国語科講師で自身中学/大学/院/国家Ⅰ種/司法試験とあらゆる試験を一発合格してきた自称「受験のプロ」で、現役弁護士でもある「くま先生」が、国語が大の苦手な息子のこぐま(早稲アカから27中受予定)に伴走する受験記
 

 

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