「ムダにロジカル」シリーズ 


こぐまが「ムダにロジカル」なゆえに引っかかった事例シリーズです。


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​気体を取り出す…?? 


今回こぐまがひっかかったのはこちらの問題。


ガラス管の中でスチールウールを燃焼させた。その後、ガラス管の中に残った気体を取り出して、火のついた線香を入れると、線香はどうなるか?


通常の文脈把握力がある人であれば、これはガラス管の中の酸素が燃焼によって失われたことを確かめる実験のことを言っているのだから、線香の火は消える!とすぐ正答にたどりつくのですが…


​これどういう意味?ガラス管の中の気体を取り出した…つまり取り除いたんでしょ。そしたらガラス管の中は普通の空気になるわけだから、線香は燃えつづけるに決まってんじゃん。

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​いやいや、気体を取り出して、その気体の中に線香を入れるって意味でしょ

​えー!?そうなの!?ガラス管の中の気体だけ取り出すってどうやって!?しかも線香の火をどこに入れたなんて書いてないじゃん!普通に読んだらガラス管の中に入れたって読むんじゃないの?

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​まあ確かに…。この問題、「取り出す」が余計だったかもね。単に、「ガラス管の中に残った気体に、火のついた線香を差し込むとどうなりましたか?」とすれば混乱しなかったのにね。

​そうだそうだ!

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昔からそうですが、こぐまは文字を字義どおり受け取りがちで、文脈を考えて善解するということができません(これが物語文の苦手につながっています)。


前にも言いましたが、先入観にとらわれず文字を字義どおりに受け取り分析する姿勢はくま先生のような法律家にとってはむしろ好ましい姿勢(判決文とか読む時には必須の姿勢)なのですが、こと受験においては、もうすこし空気を読んで解ける人であってほしいものです(苦笑



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ブログの紹介にっこり

元浜学園国語科講師で自身中学/大学/院/国家Ⅰ種/司法試験とあらゆる試験を一発合格してきた自称「受験のプロ」で、現役弁護士でもある「くま先生」が、国語が大の苦手な息子のこぐま(早稲アカから27中受予定)に伴走する受験記

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