「ムダにロジカル」シリーズ
こぐまが「ムダにロジカル」なゆえに引っかかった事例シリーズです。
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涙を流して抗議するこぐま
昨日土曜日ということもあり、本人の希望もあって午前中の算数はオンラインで受講しました(そして家で食べてから行けばよいのに、なぜか妻にお弁当を作らせ、それを持って午後の授業にでかけていきました。お弁当タイムは友達と楽しみたかったのかな?)。
算数は授業の解説も聞かずとも分かっていることが多いので、聞かなくても良い時間を使って内職し、他教科の宿題を終わらせる意図もあったようです。
しかし、授業で演習した「上位校の算数」のとある一問で立ち往生。授業での解説を聞いても納得できず、私が横から再度解説しても「これは問題が矛盾している」と聞く耳を持たず。
私があまりに聞く耳を持たないこぐまに声を荒げてしまったのもあってか、しまいには泣き出してしまいました![]()
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何があったのか?
その問題がこちら(途中題は省略してポイントのみ分かるよう改変しています)。
椅子が◯脚あり、そこに子供達△人を座らせていきます。5人ずつ座っていくとちょうど座ることができるとすると、子供たちは何人いますか。
前問で、◯と△の組み合わせは、◯13△60、◯14△64しかないことが分かっているので、△が5の倍数である60が答えになる…という一見シンプルな問題です。
しかし、こぐまはこれはおかしいと言い張ります。
と怒っています。そして、「5人ずつ」と書かれている問題文のところを恨みがましく鉛筆でぐりぐり塗りつぶしています。
こぐまの国語力不足の故(しかも泣いてるし余計に意味不明
)、説明が拙く理解するのは苦労しましたが、その主張の骨子は、
- 椅子の数をxとすると、5x=56か60になり、x=12しかありえないが、これはx=13か14という前提に矛盾する
- 5人ずつという条件を消してa人とすると、ax=60か64となるが、x=13か14であり、いずれの場合もaが整数にならないから答えは存在しない
…考えてみると、「ちょうど座ることができる」という表現がクセ者なのでした![]()
これ、人はちょうど座れる(1人だけ座るというようなことはない)ことは示していても、椅子がちょうど使われることまでは含意されていないのです。(この問では、椅子は13脚中12脚しか使われないので1脚余ります)
確かに、「椅子が◯脚あって、子供達が△人ずつ座るとちょうど座れた」という言葉は、5人がけの椅子が10脚あって子供が50人という場合のように、子供の数と椅子の座席数がぴったり一致する場合を指すかと思います。
今回は、問題の流れ上、そういう解釈はしない(子供の数だけに注目する)のは自然な流れで、私もこぐまに言われるまでは変とも思わなかったのですが、いざ指摘されると、確かに問題の説明が悪いような気がしてきました(苦笑
正しくは、
椅子が◯脚あり、そこに子供達△人を座らせていきます。5人ずつ座っていくと全員5人ずつ座らせることができました。子供たちは何人いますか。
とするべきだったのです。
くま先生も反省
今回、最初こぐまが何につまづいているのか全く理解できず、こちらが説明しても「問題がおかしい、矛盾している」と聞く耳を持たず、問題文に難癖をつけてぐりぐり塗りつぶしている態度に、「説明聞く気あるんか?」とくま先生も思わず叱ってしまいました![]()
…が、きちんと説明を聞くと確かにこぐまの憤りももっともなところがあることが分かりました。
算数は解き方や概念でつまずくことは基本ないこぐまなので、本人が分からないと言った時はおおむねこのムダにロジカルがゆえの間違いだとくま先生も肝に銘じておきたいと思います。
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