『異常(アノマリー)』エルヴェ・ル・テリエ著(加藤かおり訳)早川書房を読みました。
書影は画像のみです。リンクしておりません。
不穏じゃありませんか?
このタイトル、この表紙。
本書は2020年度のフランス・ゴンクール賞を受賞。文芸色が強く格式の高いゴンクール賞受賞作が100万部以上を売り上げるのは稀なことらしく、マルグリット・デュラスの『愛人(ラマン)』以来の快挙であると訳者あとがきにありました。
この表紙が気になったら、Amazonのレビューもあらすじも何も読まず、まっさらな状態で手に取ることをおすすめします。
物語の最初がちょっとのんびりスタートなのですが、読書が好きな方なら、読み進むうちにきっと心で叫ぶはず。
「L’Anomalie(アノマリー)!!」