こんばんは、株式会社すとれーとの西井です。

 

本日は、「レジオネラ菌」、「レジオネラ症」についてお話致します。

 

レジオネラ菌とは?

水中や湿った土壌に広く生息し、水温15〜43度で増殖する。感染の約8割が温泉や自宅での入浴が原因とみられるが、湯気を吸い込んだぐらいでは感染しない。感染すると肺炎や風邪に似た症状が出るが、免疫力の高い人は体内で殺菌される。

 

大分県国東市の高齢者施設で、先月から今月にかけて入所者の80代から90代までの男性3人がレジオネラ菌に感染していたことがわかりました。

このうち、90代の男性が今月14日に死亡しました。また、80代の男性はレジオネラ症を完治しましたが、19日に肺炎により死亡したということです。

 

県は今月15日に、この施設を立ち入り調査し、感染源を加湿器と特定しました。加湿器からは基準値の2万2000倍にあたる菌が検出されたということです。

 

県によりますと、感染源の加湿器について施設側が適切に管理していて、菌が繁殖した原因はわかっていないらしいです。

 

 

レジオネラ

しょう在郷軍人病

ざいごうぐんじんびょう

 

どんな感染症なのか??

レジオネラという細菌に汚染された水を、エアゾル(空気中の微粒子)として吸入することで発症します。その多くは感染源が不明ですが、最近では循環式浴槽や温泉が原因となったケースも報告されています。

レジオネラは水場・土壌などに広く存在しますが、これに触れたり、あるいは飲んだりしても、とくに問題とはなりません。

日本でも、かなりの感染者がいると考えられていますが、診断法が特殊であるため正確な数は不明です。

レジオネラ症は、レジオネラ肺炎とポンティアック熱(非肺炎型熱性疾患)とに分けられます。ここでは、時として重症になることもあるレジオネラ肺炎についてみていきます。

 

症状の現れ方

レジオネラ肺炎に特徴的な症状はありません。発熱、倦怠感けんたいかんせき・痰などに加えて、進行すると呼吸困難が強く現れるようになります。

ほかの菌による肺炎に比べて、急激に進行することが多いことが知られています。循環式浴槽や温泉が感染源の場合は、レジオネラに曝露ばくろしてから発症まで2~10日前後を要すると考えられています。


検査と診断

レジオネラ肺炎は、症状や画像(胸部X線、CT検査など)から診断することは困難です。温泉旅行や循環式浴槽の使用などに加えて、急激に進行し、後述するβベータラクタム剤が効かないようならば、レジオネラ肺炎も考慮して診断する必要があります。

レジオネラ肺炎が疑われる場合は、培養検査、抗体検査、遺伝子検査、尿中抗原検査を行います。とくに最近では遺伝子検査、尿中抗原検査により、レジオネラ肺炎を迅速かつ正確に診断できるようになっています。

 

治療の方法

レジオネラ肺炎には、多くの感染症に対して第一選択薬として使用されるβラクタム剤(ペニシリン剤、セフェム剤など)は効果がなく、マクロライド剤、ニューキノロン剤が有効です。

逆に、βラクタム剤が無効な肺炎の場合は、レジオネラ症も考えておく必要があります。

 

 

皆様もこの様な症状が現れたら内科もしくは呼吸器科を受診する事をオススメ致します。

医療関係でお困りのことは当社まで。

 

 

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