2012年11月7日(水)

今朝の散歩のエンツォとプライド。
ベンチは雨上がりで濡れている。

So What ? 日記-エンツォとプライド


So What ? 日記-プライド


So What ? 日記-大あくび



昼頃家を出て府中へ。
友人のJ子さんちに寄ってJ子さんと愛犬・小夏を乗せて、府中の森の中にある府中市美術館へ。

途中、美術館近くのラーメン屋「39代目哲麺」へ。
とんこつラーメンの店。
私は塩とんこつの葱チャーシュー麺800円。
妻は海苔ラーメン(醤油とんこつ)。J子さんは味玉ラーメン(醤油とんこつ)。
それに餃子6個280円。
ラーメンはわりと美味しかった。インチキっぽい煮干しの粉まぶしの術が全然なくてよかった。
麺は「ばりかた」にした。「桂花」くらいの麺の硬さの感じ。
でも、なんで39代目なんだ?


そこから数分で美術館へ。
地下駐車場に止めたが特に咎められもせず。
身障者手帖を持っているJ子さんと付き添い1名(妻)は入館料無料。私だけ入館料900円を払った。

「ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅」
中学・高校の先輩K氏がFacebookに書いていたので見に来てみた。
ポール・デルヴォーがデルヴォーのスタイルになる前の美術学校~30歳くらいまでの絵が見られてよかった。

80近くなってからのデッサン(裸婦モデルの)がなかなか良かった。
油絵の中の無表情の、どの顔も同じように描かれている女性たちとは違う、画力のあるデルヴォー。美術学校出身なのだなと今更ながら思う。

また晩年の視力を失ってからの絵も妙に味わいがあってよかった。本当に最後の方はシャガールようになっていた。92歳まで描いていたのも凄い。夫人が亡くなって筆を置いた、と。


デルヴォーを見た後、ついでに常設展も見た。収蔵品を大正・昭和の洋画家という括りで展示していた。面白かった。
清水登之の「チャイルド洋食店」という絵がハイカラですごく情報量があって楽しかった。ちょっとキュビズムっぽいタッチ?

帰りにミュージアム・ショップでデルヴォー展の図録を買う。2,100円。
今回は初めて見た絵も多かったし、そういう絵は家にあるデルヴォーの画集にも載っていないから。

ショップにあった海野弘解説・監修「おとぎ話の幻想挿絵」(パイ・インターナショナル 2,800円)を見ていたら面白くてつい買ってしまった。19世紀末~20世紀にかけてのイギリスの絵本の挿絵集。すごく美しいイラストが満載。


3人で聖蹟桜ヶ丘へ移動してオーパの1Fのスタバのテラス席でしばしコーヒー&休憩。
小夏も参加。

So What ? 日記-スタバ

ついでに小夏の小散歩も。

So What ? 日記-スタバ



6時半過ぎ、京王線の中河原駅近く(出口すぐ)の居酒屋「なんでや」へ。
エクステリアもインテリアも凄まじく殺風景で、ひなびているというか、安そ~なオーラが出ている店。
いい味出しているとも言えるし、小汚いとも言える。こざっぱりはしてない、間違いなく。

So What ? 日記-なんでや


串揚げと居酒屋なつまみの店。
お約束通り、「ソースの二度付け禁止」のアラートが出ている。

So What ? 日記-なんでや


ポテサラ、串揚げいろいろ、牛すじ煮込み。

So What ? 日記-なんでや


So What ? 日記-串揚げ


酒は日本酒をぬる燗。ワンカップで出てくる。でも貼ってあるラベルがまちまち。いいかげんというか。あまりうまい酒でもないし。
その辺のユルさがいいとも言える。

So What ? 日記-牛スジ煮込み

J子さんも少し酒を飲む。妻(運転手)はジンジャエール。ノンアルコールのビールは置いてなかったのだ。この種の安い居酒屋にはないことがある。

So What ? 日記-トマトとチーズのオーブン焼き


食べ物は安くてまあ美味しい。
3人でさんざん食べて4,290円ナリ。

J子さんを送ってから帰宅。