2011年1月17日(月)

今日も(青梅線の)羽村詣で。ここんところ週に二回の歯科受診なのだ。
ちょっと早く着いて、ちょうどお腹も空いていたので、歯医者のビルの向かいにあるイタリア料理店に行ってみた。

「ニコラオ食堂 e Ban CRESCERE (クレッシェレ)」。
長い名前!
こんな名前覚えられないぞ。

外から見るとガラスは黒っぽくて中が見えないようになっているが、入ってみたら案外明るくて広々した店。テーブルが20席くらいか。

So What ? 日記-店内


接客の女性は感じが良くて、目配りも効いている。しかも見た目もきれいなひと。

1,050円のカルボナーラを食べようかと思っていたが、ランチのセットにした。
白身魚とカブのクリーム・ソースのスパゲティ。それにサラダと紅茶(またはコーヒー)が付いて1,050円。歯医者の前なのでワインは飲めないのである。

先ず、サラダが出てきた。

So What ? 日記-サラダ


グリーンサラダにちょっとニンニクの効いた醤油とオイルと酢の?ドレッシング。このドレッシングはテイクアウト用に売られているそうだ。

パン。

So What ? 日記-パンとオイル


上にローズマリーが乗っている。オリーブオイルがたっぷり出てくる。
パンはなかなかいい感じ。柔らかくてもっちりした食感。

スパゲティはパスタ・フレスカ(生パスタ)だった。
自家製なのか、これも売られているようだ。
もちっとした食感。それでもちゃんとアルデンテな茹で具合。なかなか美味しい。
ソースはクリームソースとあるが、生クリームの入ったソースということで、決して重い&濃いソースを思ってはいけない。さらさらしている。
白身魚と言っても、ちょっと焼いてあるような香り。カブの方が香りが良くてソースにも合っていておいしい。

So What ? 日記-白身魚とかぶのクリームソースのスパゲティ


ちなみにパスタと一緒にテーブルに赤唐辛子入りのオイル、おろしたパルミッジャーノ、タバスコ(!)が出された。オイルやチーズはわかるけど、タバスコはいかがなもんか?
羽村じゃ(失礼ながら)タバスコをくれというお客がいるのかも、と思って、店の人が気の毒になった。
タバスコって、昔、やる気のない喫茶店のテーブルによく置いてあったもんだけど、こんなところで再会するとは!

あれは確かテックスメックスだかなんだか、メキシコ湾岸の魚介料理に味のわからないアメリカ人がぶっかけるものじゃなかったか? 昔はアントニオ猪木の会社が輸入していたけど。
. . . . . . . . . .と心の中でツッコミを入れてみたけど、無論そんなことはおくびにも出さず黙々とパスタを食べたのだ。

紅茶は予想通りの可もなく不可もなくな紅茶。
向こうの方のテーブルで3人で食事をしていた女性たち(30代か?なかなかにぎやかなのだ)が、料理にいちいちポジな反応をして、デザートには涙が出んばかりの感動っぷりだったので、店の女性に「ドルチェは何があるんですか?」と尋ねてみたら、ランチ・ドルチェ(なんでランチは英語なんだよ?)という210円のケーキの盛り合わせがあるのだという。
食べてみようかとも思ったが、思ったよりもおなかがいっぱいだし、この後は歯医者で思いっきり口の中に手ェ突っ込まれてガタガタ言わされるわけだからと思い至り、今日はドルチェはパスした。

と、まあ、ゆったりランチできたのである。
食後に洗面所で口をゆすいで歯間ブラシとデンタルフロスでお手入れしたのは言うまでもないか。もちろん洗面所もきれいな店である。

ちなみに、この店から30秒のお向かいの歯科に行くと、すぐに歯ブラシを出してくれて3分間磨かされるのだ。

というわけで歯医者まで長旅をする甲斐があるのだ。




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