朝鮮学校のバザーに行った。

2009.10.25　日

朝から雨。ちょっと寒い。フェリー、プライドたちの散歩から帰って、急いで入浴。

今日は、歩いて５分くらいの所にある朝鮮小中学校で朝10時半から、年に一度のバザーと文化祭を兼ねたようなイベントがある。この学校は朝鮮総連系のようだが、知り合いの民団系の人でここ出身の人もいる。在日の人たちの間では総連と民団の間の垣根は案外低いのだろうか。




幸い雨も上がった。
校庭に張ったテントの店で、キムチやチャンジャなどの食品も売られるし、カルビス－プやカルビポック、トッポッギや豚足などの料理もその場で食べられる。各テーブルで七輪で焼肉を焼いて食べられるコーナーもある。というわけで、私たち夫婦は毎年楽しみにしているのだ。







エゴマの葉（シソの葉の親戚のようなやつである）の漬け物..........それもエゴマの葉のキムチではなく、ニンニクと醤油に漬けたもの...........が好きなのだが、そこらにはなかなか売ってない。この学校のバザーだと買えることが多い。今回も買えた。ひとパック400円のをふたパック買ってしまった。チャンジャも買えた。これは1000円だった。別のテントでキムチも買った。マッコリ（マッコルリ）............これも近所の酒屋やスーパーではなかなか見かけない...........も買った。その他、なんで並んでいるのかわからないが、どういうわけかみんなが行列しているので並んでみたら、箱入りティッシューが５箱で100円で買えた！

そのうち、何か食べたくなってきて、牛スジのスープ、カルビポック、トッポッギなどを買い食い。午前中なのにビールも飲んでしまった。もちろん幸せなのだ。




食べながら、同じテーブルにいた在日のおばさんたちの会話を耳をダンボにして聞いていた。孫が小学校に通っているらしい60代～70代の女性たち。顔や服装だけではわたしたち日本人と見分けがつかない。話している内容も日本のおばさんたちとたいして変わらない。そりゃそうだ、日本で育った人たちかもしれないし、日本で暮らしているわけだから、と改めて思う。いろいろ苦労した世代でもあるのだろう。

中でもやっているから、と言われて校舎内にもお邪魔してみた。校舎内に入ったのは初めて。







この学校のOBでもないのに懐かしい感じがする。
廊下に習字が貼り出してあるのは、書かれている字がハングルであることを除けば、昔見慣れた風景。

いろいろ歩き回って、昼食用にビビンパを買って帰る。




ちなみに、買ってきたチャンジャがすごく美味しかった。
鮮度が良くて、なんとも言えない旨味に満ちている。
ご飯が進む。
キムチもエゴマもうまい。
ご飯ばっかり食べているのだ。