2009.08.14 金

朝、ボルたちの散歩のときに、カニに出会った。川の脇の緑地なので、以前からカニにはよく遭遇する。散歩中にカメに遭遇した奴も身近にいる。川岸から台地に登った我が家の隣の、実家の庭の芝生をカニが横歩きしているのを目撃したことも何度となくある。でも、今朝のヤツはただの沢ガニとは違う大きなハサミを持っていて、だいたい、茹でたわけでもないのに色が既にうまそー。ケバい。草地に身を隠すようにはできてないカニ、と思われる。何と言う種類のカニなのだろう? ボルたちも興味津々だった。


So What ? 日記-カニ1


So What ? 日記-カニ2


更に散歩中、今度は、葉っぱのふりをした蛾を見つけた。


So What ? 日記-オオミズアオ1


So What ? 日記-オオミズアオ2


小学生の頃、梅雨時に、ピアノのおけいこに行くために杉並の女子美の裏の路地を歩いていて,同じ蛾
を見たことがある。よその家の生け垣の葉っぱにぶら下がっていた。その頃は動物図鑑や昆虫図鑑が大好きな少年だった。家に帰って図鑑を調べて「オオミズアオ(大水青蛾)」という種類であることを知った。記憶では、もっと鮮やかなグリーンだったような気がしていた。実物の方が色褪せているとは..............。


帰宅後、親たちの家のぶどうを摘みにいった。日除けを兼ねたぶどう棚の甘い果実の匂いに誘われてカナブンやヒヨドリ?がやってきてうるさいのだという。洗濯物を干す母の頭上に実が落下してきたりという事件もあるらしい。というわけで早く穫りに来いと言われていた。今年は摘花してないので実が沢山成り過ぎ。しかも穫るのが遅くなってしまった。

1時間くらいかけて、収穫。あまり傷んで汚いのはその場でざっと分けて棄てたが、それでもスーパーの買い物カゴに2杯くらい穫れた。持ってみたら結構重い。上ばかり見上げていたので首が痛いこと。しかし大変だったのはそれからで、熟れ過ぎや鳥や虫に食われてしまって傷んだ実を選り分けて、きれいな実や房を残す作業に2時間以上かかってしまった。我ながら几帳面な仕事...............というか愚図過ぎか。実の間から綺麗な黄金色のカナブンや小さなアリや、うぞうぞと動く毛虫がお出ましになることも何度となくあった。実を穫ったり選り分けたりしているときに写真を撮っておかなかったのを後悔している。

↓このコランダーに何杯も穫れた!

So What ? 日記-コランダーのぶどう


いいかげんうんざりした気分で作業をしていたら、先に選り分けた分を使ってつれあいがジュースを作って持ってきてくれた。酸味も甘みも豊かな、濃い味! 45年くらい前...........東京オリンピックの年............に植えた樹なので、品種も当時の、やや野生の残った品種。現在普通に出回っているぶどうよりも味がずっと濃い。このジュースを飲んで、3時間以上の労働も報われた気分。このままウォッカと炭酸を入れて飲んでもいいような気がする。


So What ? 日記-ぶどうジュース