2009.07.08 水

午後、日本作編曲家協会(JCAA)の定期総会に行った。6年ぶりの出席。毎年今頃の開催だが、7月期のドラマの音楽を作っているタイミングなので出られないことも多い。

実は、芸団協(芸能実演家団体協議会←JCAAはその下に属している)の年金に入っているが、保険業法の改正で、法的規制を受けない私的共済はまかりならんということになり、年金は解散が決まった。掛けたお金は返ってくるというが、ホントはどうなるのか?そのあたりの情報も知りたかった。

それにしても、既に引退していていきなり年金の支給が一切なくなってしまったら困るひとも多いだろう。JCAAは比較的所得の多い先生方が多いので、ややクールな対応、というスタンスのようだ。所詮、音楽家は個人プレイヤーで、群れて生きる動物じゃないからね。

5時から、学生会員相手の茶話会。学生と言っても、幅広い年齢層。

6時半から、会場(JASRACビル)の近所の蕎麦懐石の店「武蔵屋そば店」で懇親会。口八丁手八丁で酒や食べ物にうるさい先生方(オヤジ&ジジイたち)ばかりだから、実ににぎやかな宴会。黙っている奴がいない。子供の頃に見ていたNHK教育テレビの「ブーフーウー」という番組(←若い衆は知らないだろなあ......)の音楽を書いていた小森先生が向かい側に座っていらっしゃった。向こうは私のことを知らなくてもこちらは知っている、というような大御所が揃っている。「ピアニスター」もいれば、スタジオでいつも頼んでいる弦のグループの親分もいる。

さんざん飲んで、最後に蕎麦をたぐってお開き。それから近所の飲み屋へ若手~中堅で繰り出した。

最後は終電を逃してしまい、理事のYさんとNHK近くのバーに移動してもう少し飲む。家からつれあいにクルマで回収にきてもらい帰宅。