みなさんこんにちは。

銀箋と申します。

 

一昨年の8月に新型コロナウィルスに罹患してからずーっと謎の不調が続き、昨年の8月頃より耐え難い腹痛でダウンしていました。

もちろん痛くないタイミングもありましたが、常時レベル4とかの腹痛に見舞われ、ひどいときはレベル8とかまで上がる感じです。

本当につらい日々が続いています。

 

そんな私ですが、ここ一週間くらい腹痛に見舞われていないので、久々に投稿を思い立ちました。

こんな好調なことはほとんどなかったので、ありがたい限りです。

 

 

具合悪い原因ってなんだろうね 

さてさて、新型コロナウィルスの後遺症ですが、少しずつ原因がわかり始めているようです。

 

  1. 腸にコロナウィルスが残存じてセロトニン合成ができない

     

    2023年の10月頃より多くの研究機関が提唱し始めたセロトニン説です。
    これによると、セロトニンの95%は腸で生成されているが、腸に新型コロナウィルスが残ることで生成を阻害しているということです。
     

  2. 脳の炎症によりセロトニン合成ができない

     

    1と同じようにセロトニン欠乏を疑うものです。
    理研が発表したものですが、まだマウスの実験段階のものですので人間に適用できるものか不明とのことです。
     

  3. 血液中の特定のたんぱく質が炎症を起こしている

     

    こちらはメカニズムが記載されていませんでしたので機序は不明ですが、特定のたんぱく質が影響している可能性を指摘してます。
     

  4. 血液中のコルチゾールの濃度が低い

     

    コルチゾールは炎症や免疫の働きを制御するホルモンだそうです。
    原因は不明ですがコルチゾールが後遺症のない方よりも大幅に低く、不調が続くのではないかとみられています。

 

結局、後遺症は今後完治させられるのか? 

研究にもよりますが、2年たっても後遺症が治らない方も多いようです。

アメリカのシンクタンクによれば、アメリカ人のうち600万人程度が就労不可の状態のようです。

これは当初のデルタ株ではなく、オミクロン株も同様で長く苦しみ続けるのが新型コロナウィルスの特徴です。

 

現時点で後遺症を治療できるかどうかはわかりませんが、そんなに明るい展望ではないと思います。

私も新型コロナウィルスの後遺症が1年半以上続いています。

セロトニン欠乏説が出たあたりで、選択セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の抗うつ剤に切り替えましたが、結局何の進展もありませんでした。

むしろ腹痛は日を追うごとに強くなるばかりでした。

残念ながら、体内に残存する新型コロナウィルスを排除しないことにはどうにもならないのでしょう。

今の医療技術ではそれができませんので、セロトニン説が有効であるとすれば打つ手はないと思います。

 

行政もさじを放り投げた状態・・・ 

一時期、体調不良が強く出社が厳しい時期がありました。

行政主体のセーフティネットがないか確認しましたが、通常の生活保護で対応してほしいとのことでした。

もちろん要件を満たせば、障碍者認定もあるようですが、新型コロナウィルスの後遺症というものを厚生労働省が正式に認めていない(?)ようで、後遺症としての障碍者認定は認められないようです。

”筋痛性脳脊髄炎”とか既存の症状に該当することが、認定の要件のようですのでそれに該当しない場合は行政のセーフティネットは使えません。

生活保護認定まで不安な状態で我慢するしかありません。

 

5%の貧乏くじを引かないために 

発表する研究機関にもよりますが、5%近くが長い後遺症を引きずっているようですね。

私のように腹痛・頭痛の人もいれば、ずーっと味覚が戻らない人もいるようです。

何の罰ゲームかわかりませんが、それが感染者の5%というと結構な人数な気がします。

残り95%の人々にとっては警戒するものではないのでしょうが、たまたま5%の貧乏くじを引くと、人生をあきらめたくなるレベルでつらいです。

5類になり、その後特別な取り扱いをしないようにもなりましたが、たまたま5%の貧乏くじを引いて人生を崩壊させないよう、皆さんもしっかりうがい手洗いを継続しましょう!

 

最後に 

ここまで新型コロナウィルス後遺症への恨みつらみを書きましたが、すべてが新型コロナウィルスの後遺症と判断できないことも頭の片隅に置いておきましょう。

私の場合は、1年半を過ぎたあたりからわかるくらいはっきり倦怠感と動悸がなくなりました。

そのおかげで有酸素運動を行うことができるようになり、毎日30分しっかり汗をかく程度の運動をすることで腹痛がだいぶ楽になった気がします。

まだ腹痛0ではありませんが気にならない程度までは回復しました。

 

筋肉痛を伴う強度の運動ですので、もしかするとテストステロンが良い働きをしてくれているのかもしれませんね。

このままトレーニングを続けていけばストレス耐性が上がってくると思います。

新型コロナウィルス後遺症による不調はなくならないかもしれませんが、単純にストレスによるストレス性の胃腸炎など、別の原因は運動で排除できればなーと考えています。

 

新型頃ウィルス後遺症に限らず、不調を抱える同士の皆さん。

少しでもQOLが上がるようにできることから始めていきましょう!