みなさんこんにちは!

私は、昨年の8月に罹患した新型コロナウィルスの後遺症を未だに引きずっています。

倦怠感や頭痛が交互に出てきて、最近では自律神経失調気味とさえ言われています。

長引く体調不良で、不安症も色濃く出てきて、先の見通しの立たない日々を送っています。

 

そんな中で最近は、この倦怠感の原因が解明されつつあるという、明るいニュースが舞い込んできました。

 

倦怠感の原因は? 

12/1の毎日新聞の記事では、セロトニン異常と倦怠感に因果関係がある可能性を理化学研究所が発表したとありました。

チームは、ラットにウイルス感染と類似した症状を起こすリボ核酸を投与し、発熱が治まった後も倦怠感が続く、コロナ後遺症のような状態にした。このラットの脳を、炎症の度合いを生きたまま見られる「分子イメージング」という技術で調べた。すると、炎症は脳内の広い範囲に広がっていたが、ラットの倦怠感が大きいほど、うつや不安に関わる物質「セロトニン」を分泌する神経細胞が集まる箇所で、炎症の度合いが強くなっていた。脳の炎症によってセロトニンの機能に異常が起き、倦怠感が引き起こされると考えられるという。

新型コロナ後遺症の倦怠感、セロトニンの異常か

また、ペンシルベニア大学もセロトニン濃度の低下が原因ではないかと発表しています。

2023年10月16日付けで『セル』誌に発表されたこの研究では、感染後3~22カ月にわたって症状が出ているロングコビット患者58人の血液サンプルを分析。急性期の新型コロナウイルス感染症患者60人、および後遺症が出ていない30人の血液サンプルと比較した。 その結果、ロングコビット患者において、感染前のレベルまで回復していなかった重要な分子がセロトニンだけであることがわかった。それが大きな意味をもつ理由を以下で説明しよう。

~中略~

ロングコビット患者の腸内にはウイルスがわずかに残っているが、こうしたウイルスは、最終的に体のセロトニン産生能力を妨げる(腸は、体内でつくられるセロトニンの90%が存在する場所だ、と研究チームは説明している)。セロトニンは、脳と体の間で情報伝達を担う神経伝達物質だ。 セロトニンは、気分や消化、睡眠、吐き気、抑うつ、記憶などの調整に関しても大きな役割を果たしている。セロトニン濃度の低下は、記憶障害や疲労感、うつ、悪心をはじめ、ロングコビット患者が経験する症状の多くを説明できる可能性がある。

新型コロナ後遺症は、血中セロトニン濃度に関係か

 

そもそもセロトニンってどんな物質? 

セロトニンとは、自律神経をつかさどる脳内物質の一つです。

別名、しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモンで、「ノルアドレナリン(神経を興奮)」や「ドーパミン(快感を増幅)」と並び、感情や精神面、睡眠など人間の大切な機能に深く関係する三大神経伝達物質の1つです。脳は緊張やストレスを感じるとセロトニンを分泌し、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを制御し、自律神経のバランスを整えようとします。ストレスが溜まっている時に温泉に入ったり、リラックス効果のある体操などを行ったりすると癒されるのは、セロトニンが増え、ノルアドレナリンが減少するからです。

しあわせホルモン「セロトニン」を増やそう!

長らく通院していますが、何かにつけて「自律神経の問題だから運動をしましょう」といわれた理由はこういう事だったんですね。

自律神経が乱れていろいろな不調が出ることもセロトニン濃度の低下にあるとするのであれば、これ以上しっくりくる説明はありません。

 

セロトニンが不足するとどうなるのか? 

セロトニンはリラックス効果を得られる脳内物質です。

そのセロトニンが不足すると、不安や焦燥感、ひどい場合は抑うつ状態になるようです。

以下にセロトニンが不足した場合の症状を引用します。

セロトニンが不足すると

■身体症状
疲れやすい
食べ過ぎる(過食)逆に食欲がない(拒食)
寝付きが悪い、眠れない(不眠)、日中眠い
肩こりになりやすい
偏頭痛がでる
便秘や下痢
姿勢が悪くなる
低体温
免疫力の低下
風邪を引きやすくなる
■精神症状
ぼーっとする
やる気が起きない
集中力がない
怒りっぽくなる
イライラする
落ち込みやすい
何事にも過敏/敏感になりやすい
欲求不満
緊張しやすい
ストレスが溜まりやすい

体調不良のオンパレードですね。

呼吸器の後遺症は別にして、コロナの後遺症も当てはまる気がします。

 

どうすればセロトニンは増えるのか? 

 

大豆製品や乳製品に、セロトニンのもとになるトリプトファンというたんぱく質が多く含まれています。

これらを摂取することでセロトニンを増やすことができます。

 

また、朝日を浴びるのも効果的です。

朝の時間に体から出ているホルモンが、朝日を浴びるとセロトニンを放出してくれるようです。

 

その他にも、リズミカルな運動をすることでセロトニン分泌が活発になることもわかっています。

ウォーキングやジョギング、水泳などがおすすめされています。

 

セロトニンで後遺症が治るのか? 

まだ研究段階ですので確定的なことは言えません。

ただ、断続的な倦怠感と頭痛、胃の不快感からの摂食障害、謎の腹痛・・・

肉体的な不調が約一年半も続いていて、そろそろメンタルがやられてしまいそうです。

 

私の場合は、セロトニンを増やすことで治るかどうかわからなくても、一旦はセロトニンを増やす生活を続けて様子を見たいと思います。

どこかの病院が研究所と共同研究で、セロトニンを増やしたことで後遺症がどうなるか治験してくれればいいのですがね。