みなさんこんにちは!

とても不思議なことに、夏前の穏やかな高気圧にも関わらず、とても体調が悪いです。

 

ここ2週間位、お腹の調子は悪いし足も筋肉痛の症状が出るし、なんかスッキリしません。

おくすりは頓服薬として自律神経の薬(トフィソパム)をもらっていますが、筋肉痛の症状には効果が薄いんだよな~と思って飲まず・・・。

これも新型コロナウィルスの後遺症というのであれば、我慢するしかないですよね。

 

さて、今回はこの足の痛みについて調査してみました。

自律神経失調症以外の原因をお伝えしますので、筋肉痛やブレインフォグに悩む方は試してみる価値があるかもしれませんよ。

 

まず自律神経失調症とは・・・? 

まずは簡単に自律神経失調症についておさらいしましょう。

自律神経は交感神経と副交感神経のをつかさどる神経系です。

 

神経系には、脳と脊髄をひとまとめにした中枢神経と、それ以外の末梢神経があります。

末梢神経は体を動かす運動神経と、呼吸や循環など無意識化の動きの自律神経があります。

自律神経は交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)のバランスをとり、どちらかを優位にすることで体を動かしています。

 

自律神経失調症が筋肉痛を起こすわけ 

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスをとる神経ですよね。

という事は、自律神経がうまく働かないと体がおかしくなってしまいます。

 

例えば副交感神経が優位に働きすぎると、ぜんどう運動が活発になりすぎ腹痛を起こしたり、胃酸が出すぎて胃痛を起こしたりします。

この場合はブスコパンなどの抗コリン薬が効果的ですね。

 

しかし、筋肉痛は交感神経が優位になりすぎて、筋肉がこわばることで発生しているといわれています。

自律神経失調症になるとバランスが崩れますので、両方の症状が現れることもあるのでしょうかね?

とはいえ、自律神経のバランスの改善、自律神経の過度の興奮を抑制する薬(トフィソパム)を飲んでも効果がありません。

また頭痛にも効果が薄いので、自律神経のバランスによる不調ではないのかなと考えるようになりました。

 

微小血栓 

6カ月以上にわたって症状が出ている新型コロナ後遺症患者の血液に、相当量の微小血栓ができていることがわかった。しかも、簡単に分解される糖尿病などの微小血栓とは違い、新型コロナの微小血栓は簡単には壊れない。

こうした壊れにくい微小血栓を詳しく調べたところ、大量の炎症分子と、血栓を壊れにくくする「α2-アンチプラスミン」というタンパク質が含まれていることがわかった。体中の毛細血管が微小血栓でふさがれてしまえば、臓器や組織への酸素や栄養の供給が妨げられ、疲労、筋肉痛、ブレインフォグといった新型コロナ後遺症の症状につながる可能性がある。プトリーノ氏は、「太い血管をふさぐことはないので、命にかかわることはありませんが、臓器の機能には大きな影響を与えます」と説明する。

 

出典:日経新聞 コロナ後遺症の謎を解く鍵 「毛細血管の微小血栓」

この微小血栓を発生させているのが、新型コロナウィルスのスパイクたんぱく質ではないかといわれています。

通常はフィブリノゲンという血液の凝固因子の作用で血栓を溶かしますが、スパイクたんぱく質はこのフィブリノゲンの働きを回避する性質があります。

 

直ちに死には至らないまでも、長期的には体をむしばんでいきますので注意が必要です。

 

原因が微小血栓だとしたら何をすればいいのか? 

現在、新型コロナウィルスにより生じた微小血栓に対して有効な治療方法は見つかっていません。

今の医学では治療方法が見つかっていないのが正直なところです。

 

代わりにと言っては何ですが、今回は通常の血栓の対策を調べてみました。

前述の日経新聞の記事にも、手探りながら通常の血栓と類似点を探すしかないとあります。

 

通常の血栓の場合、以下のような対策が考えられます。

  • 十分に水分をとり、血液がドロドロにならないようにする
  • 納豆や玉ねぎなど血液をサラサラにする効果のある食事をとる
  • 下肢を動かして血液が滞らないようにする
  • ストレスやアルコールなど生活習慣を見直す

 

何をすれば体調が戻るのか? 

今回は新型コロナウィルスの後遺症の原因が、スパイクたんぱく質によって巻き起こされる微小血栓ではないかと調査しました。

  • 自律神経失調症の薬を服用する
  • 適度に体を動かす
  • 納豆を食べて水分をしっかりとる
この辺が自分でできる対策となりそうですね。

 

微小血栓だけが原因だとすると、定期的に繰り返す微熱や腹痛の原因がわからなくなってしまいますので、自律神経失調症の可能性も捨てきれません。

という事は、両方が複雑に混ざり合って後遺症を発症しているのかもしれませんね。

 

今回の足の痛みは、前回の記事を書いたときほどはひどくありませんでしたので、何とかやり過ごせそうです。それに今回は早いタイミングで自律神経の薬(トフィソパム)を服用しましたので、それも助けとなっているのかもしれません。

以下の記事で調べましたが、抗コリン作用のある薬って認知症のリスクがあって怖いんですよね。

 

今の痛みを耐えるか、将来の認知症の恐怖を見過ごすか・・・自分の心の中で毎度せめぎあいです。

 

無理せず、体を大事にしましょう 

私も新型コロナウィルス罹患から早くも2年が経過します。

毎日会社に電車で通えるようになりましたし、1日に1.5kmくらいなら早めのウォーキングができるぐらいまで回復しました。

 

2年たっても起き上がれないと苦しんでいる方がいますので、私はとても軽症な部類だったのでしょう。

それでも日常生活には大きな影を落としています。

かかりつけ医は決して治らない症状ではないといいますが、結局治る兆しが無いのも事実です。

 

もうそろそろ症状が固着かな~と若干投げやりになりそうですが、皆さんも無理をせず自分の満足するところまで回復を祈りましょう。

 

  • いつまで具合が悪いの?もっと頑張らないと。
  • 原因不明ってそれじゃダメでしょ?しっかり病院に通いなよ!
本人に悪気はないのでしょうが、こういう心ないことを言う人も多いです。
落ち込んでいる私を見かねたかかりつけ医が、たまたま抗うつ剤(ドグマチール)を処方してくれたので事なきを得ましたが、本当に電車に飛び込んでしまおうかと考えた時期もありました。
 
「絶対よくなるから前向きに頑張ろう」とか「仕事がなくなっちゃうから頑張って会社に行こう」と応援してくれる人の意見もわかりますが、生きていてこそです。
いずれ、きっと原因が解明されて軽快すると信じて、今日一日を乗り越えていきましょう。