生きていれば、目の前に幾度も、いくつも、『問題』が現れてきます｡
問題に対処する態度は様々あると思いますが、
個人によっては、大体一定している気がします｡
ある問題に目をそらす人は、ほかの問題に対しても
なかったことにする｡
逆に、どうということのないちょっとした出来事を、
何でもかんでも過大に問題視する人もいたり｡
自分にとって、それが対処すべき問題なのか、
その必要もないのに慌てふためき、大騒ぎしているだけなのか。
現実的に見極めていかないと、いつもスルーしては後でおおごとになったり、
あるいはエネルギーを消耗して無駄に疲れるだけだったり、
正しく向き合えないということになりかねません｡
現実的に考えれば、人生には、
真剣に向き合わなければならない問題もあれば、
すぐにどうこうしなくても、解決すべき時まで保留しておけばいい問題もあり、
問題ですらない物事もある｡
いつもいつも同じではないのです｡
ですが、人というのは、いつも同じことをやりがちですね｡
同じ態度を取っていれば、何も考えることなく、楽なのですね｡
けれども、本来、ケースバイケース、個別であるのが人生です。
何にでも法則を見つけ出そう、パターン化しようとしても、
本来世界はそのようにはできていません｡
頭を働かさず、いつも同じやり方を適用している人生、
その先には何が待っているのでしょうか｡
考えると少し恐くなりますね｡
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