覚書として
11月に読んだ本とプチ感想![]()
風に舞いあがるビニールシート
森絵都 著

第135回直木賞受賞作
他6編
それぞれの
その時々の
自分にとっての大事なモノ、コト、ヒト
どれも全部大事だけど
時間や場所が変われば
この瞬間に
順位は迷うことなく変わる
そう、変わる
大事であることは変わらない
人生は
きっとそういうものだ
大事にしたいもの…
今の自分にとって
何だろうか?
立ち止まって
思いめぐらせてみてもいいかもしれない
小気味良く
いろんな大切なものを感じた
好きだ![]()
恋愛中毒
山本文緒 著

吉川英治文学新人賞受賞作
自分の中にある
一部分のカタチを見たような気がする
自分…
いや、女であることの一部分
好きなヒトの為に
好きなヒトが喜ぶことを
自分のことよりも
好きなヒトを思い
優先してしまう
愛なのか何なのか
わからなくなる
どう関わっていいのかわからなくなる
好きなヒトの側にいたい思いは
愛ではないのか…?
「これからの先の人生、他人を愛しすぎないように。他人を愛するぐらいなら、自分自身を愛するように」
祈りながら
単調な日々を繰り返す
不幸ではないけど
色づかない日々
色鮮やかな場所を求めて
境界をを越える時の
突き動かされる理由を説明する
言葉が見つからない
不幸ではないけれど
これでいいとは
納得はしていないから…
振り子のように揺れる
色づかない場所と
色鮮やかな場所
女は
きっと
揺り幅は小さくても
揺れている生き物なのかもしれない
好きだ![]()
東京下町殺人暮色
宮部みゆき 著

著者は映画好きでもあり
ストーリーの中に
散りばめられていて
それもユニーク
家政婦の「幸田ハナ」の存在が
いぶし銀のように
色を添える
悪意や暴力でしか関係性を作れない世代を作ってきたのは
自分達の世代であることも消し去れない事実
登場人物の言葉が光る
何でも手に入る時代となり
いつの間にか
生きる上での健全な想像力が
欠落してしまった
この代償はかなり手痛く
より複雑に絡み合いながら
今、この瞬間でも
脈々と増幅していて
とてつもない化け物として産声を上げているのが怖い
宮部みゆき、凄い‼️ 「東京殺人暮色」改題
人質カノン
宮部みゆき 著

ミステリー7篇
味わい深く
小気味良く
短編もいい
さすが、宮部みゆき![]()
淋しい狩人
宮部みゆき 著

古書店を軸に
さまざまな事件が展開
おじいさんと孫
心温まる宮部ワールド
夢にも思わない
宮部みゆき 著

中学生の僕と親友が事件に関わり
調査をしていく話
どうやら
「今夜は眠れない」の続編のよう
自分可愛さの為に
嘘をついたり
誤魔化したりすることは
誰にだって
何処にだってある
些細なことが
結果として
大事になってしまうことも
やっぱり
同じだけある
ヒトの心に巣食う
一個人の感情
派生し増殖し
想像も出来ない化け物になり
理由も何も
本人にしかわかり得ない
ヒトと関わり
生きていくことの
ある種の難しさ
生きにくい世の中になったと言うのは
簡単だけど
そうじゃないよね
という
一縷の思いを
清々しく
追いかけて
代弁している
二人の中学生の言動に
救われた思いが残る
凄いぞっ![]()
宮部みゆき![]()
鳩笛草
宮部みゆき 著

超能力を持った主人公たちの物語
もし
自分に秀でた能力があって
次第に
枯れるように失ってしまうとしたら…
その能力を使うことで
ステップアップをしてきていたのなら
自分を見失ってしまうだろうか
それが
自分が得意とすることが
次第に出来なくなっていったとしたら…
そんなことを考えた
凄いぞ
宮部みゆき![]()
返事はいらない
宮部みゆき 著

短編集
日々の生活と幻想が交錯する東京
隙間にするりと入り込む
寂しさの感情
賑やかに彩られた表面に
光が当たれば当たるほど
必ず対になりある陰
解説に
「優れた小説というのは、読み終わった後で誰かと無性に話をしてみたくなるものだ」という下りで
ブンブンと首を縦に降り
至極納得
凄いぞ
宮部みゆき![]()
心とろかすような
マサの事件簿
宮部みゆき 著

パーフェクト・ブルーの続編
元警察犬 ジャーマンシェパードドッグの
マサと探偵事務所の女性調査員が
事件解決に迫る話
マサの目線で描かれているのが
面白い![]()
パーフェクト・ブルーも
読まなくちゃ![]()
手元に置いておきたい本![]()
下巻も早く読みたいっ![]()
11月は同僚から宮部みゆきさんの本をたくさん借りたので
「宮部みゆき祭」状態でした![]()
12月は何祭りが始まるかな![]()
ワクワクです![]()
