さとくんとやぎ ~第17章~ | 家族

さとくんとやぎ ~第17章~

お腹も 満腹になりだんだんと眠たくなってきて うとうとすると 

きょうは たき火の番をするから寝てはだめと

言い聞かせ寝ないように 顔をたたきはじめると


「たけに-とさとは先に寝なさい」


「ぼく寝たら起きれないから起きている」


「だめだ 明日もあるから 無理するな」


「でも・・・・・」


「起きるまでおこす」


「うん-」

起きれるか心配だったが 寝ることにしました


どのくらい寝たか 遠くのほうで

「さとさと」

呼ぶ声が聞こえてきました


たけに-が ぼくを起こしていました。


頭が ぼ-っとし目が覚めてくると

「さとの番だぞ」


「あ・・・・たけに- 何か用」


「さと 火の番をするんだぞ

今から枝を入れるから見とけよ」


「わかった」

たけに-のするのを見ていると だんだんと目が覚めてきました。

 

「火を消すなよ 眠たくなったら おっと-を起こすんだぞ」

といって 変わりました


ぼくは 火を見ながらやぎさんたちのことを思い出し 明日一番に初めての出来事を話そうと 思いながらいろいろなことを思い出していました。


そうだ きのう何もしなくて寝てしまった。

おっとうとたけに-に何ていえばよかったのかな

やぎさんはなんていうかな・・・・・・・・

やぎさんはめ-としか言わないもんな

おっとうに足をもんでもらった時もなにもいえなかった

こういうとき何かいいたい


と思っていたら かあさんやぎがそばにいるような気がして

かあさんやぎがメ-と泣いた気がしました。

いつのまにか かあさんやぎと話しはじめていました

きょう 儀式がおわったんだ

着くまでとてもきつかったけど おっとうとたけに-がいたから頑張れたんだよ

一人では途中であきらめていたかも

やぎさんたちのように ぼくたちも助け合って生きていたんだ

ぼく今まできがつかなかった

ぼくは人は一人で生きているとおもっっていた

め- と聞こえた気がしました


ひとはほしいものは 勝手に取るし

平気で弱い人をいじめるし やぎさんたちのほうがズ-とやさしいと思っていたんだ

それって違っていたような気がしてきた

さとくんは ほかの人より思いやりがあるからそんな気持ちになれるんだよ

ゆうね-がいじめられていた時も だめ といえたし

これからも心を強く持って だめ と言える強い人になってね

いつもそばにいるから

それを聞いて

「ありがとう」

と自然と口から出ました


聖地に行った時 頭をさげながらいっていました。

その時は 意味がわからなかったので後で おっとうに聞いたら

光をくれるから花も木も動物そして人間も生きていられるんだ

だから感謝の気持ちでいっているんだ

と教えてくれました


ありがとう

ていい言葉とおもいながら 枝を入れていると おっとうが起きてきて

「さと 変わるぞ 朝までねてていいぞ」


「これが終わってから寝る」


入れ終わると おっとうの横で寝ました