さとくんとやぎ ~第16章~
「昨日 休んだところより下るぞ」
おっとうが足をもんでくれたので 少し疲れがとれました。
また 下りだから上りより きつくないぞ と 自分に言い聞かせながら下り始めました。
周りの景色が変わり 高い木がめだってきました。
そして
思っていたこととは違い 下りのほうがきつく感じてきたました。
昨日 休んだ場所を通りすぎ どんどんくだっていくと
「また 枯れ枝などを拾うぞ 木の実もあったらとるぞ」
とおっとうの声が聞こえてきました。
3人で拾いながら 下って行きました。
これは 下りのほうが楽でした。
空が赤くなってきました。
でも休もうとしません。
たけに-に
「まだ休みは」
と小さい声で聞くと
「ここは木が茂りすぎで たき火ができないからまだだぞ」
「え- 」
「どこでも火はつけることはできない。
森が燃えてしまうからな。」
話しながら言っていると かすかに水の流れる音がしてきました。
音がおおきくなってくると 河原が見えてきました。
「もうすぐだぞ」
休める場所に着くころには 周りは薄暗くなっていました。
とても のどが渇いていたので みんなで水を飲んでからたき火がの支度をはじめました。
たき火ができると3人で川へ入り まず足を冷やしはじめました。
そして体をザ-と洗い たき火のそばで拾ってきた木の実を食べ始めました