さとくんとやぎ ~第11章~ | 家族

さとくんとやぎ ~第11章~

ぼくも  なんとか槍で、魚や小さい動物捕ったりできるようになってきました。

そんなある日 おっとうがぼくに

「そろそろ 大地の神に 大きくなったことを知らせに行こう」

それを聞いたぼくは おっとうの顔をみて

にっこり うなずきました。


うれしくてうれしくて 急いで

そのことをやぎさんたちに 知らせに行きました。

やぎたちは 喜んでくれました。

こやぎは もう大人になっていたのでぼくが、喜んでいることがわかるようになっていました。


ぼくは、高い山へ登って山の神と大地の神に感謝しに行くんだ。

無事に大きくなりましたと

そして これから 男として今から頑張るので見守っていてくださいと

 その帰り 水源の神様にも


ぼくは はじめて行くんだ。

たけに-に言わせると とても大変なんだって

険しい道が続くんたって

途中で きつくて 足がもつれそうになるんだって

水が飲みたくて飲みたくて たまらなくなるんだって

水を探すの大変って

槍だけしか持っていかないから

自分で 食べ物を探さないといけないって


ぼくできるかな

へこたれないで最後まで登れるか心配

強い心と忍耐力があれば大丈夫って


もし途中で諦めたら

みんな男とは認めてくれないんだ


がんばれるかな


心強いことがあるんだ

おっとうとたけに-が ぼくのために行ってくれるって


やぎさんたちが頑張ってと言うように

「め- め-」

と鳴きました


でも かあさんやぎの様子がいつもと違いました

いつもは、顔をなめて頑張ってと

「め-」

と いってくれるのに


きょうは「め-」と返事をしただけでした


そして やぎさんたちが何か話を始めだしたので 洞窟へ戻って行きました


洞窟へ入ると じ-じ-が

天気がいい日に行くとよい

とぼくの顔をみていいました


おっとうは このことをぼくがいない時に話したようで みんな喜んでくれていました。


そして いつものように 黙って夕食を食べ始めました。