さとくんとやぎ ~第5章~
おっとうとたけに-は、 やぎの綱を1匹づづひいてています。
ゆ-ね-とぼくは、かわる交代に、洗濯物が入ったかごを持って歩いていきます。
草原をのんびり歩いていきます。
バッタが、たくさん草むらで遊んでいます。
僕たちが歩くと バッタたちは草むらから飛び出し逃げまわっています。
ぴょんぴょんと 空高く跳ねたり、飛んで行ったり
僕たちから つかまらないように 逃げ回っているようです。
その時、おっとうが
「帰りバッタを 捕まえるぞ」
とぼくたちに 言いました。
ぼくたちは、おっとうの目を見て うなづきました。
歩いていると
雨が降らないせいか、同じようにかめを持って、川に向かっている人や川から帰っている人とすれ違います。
なかには、近所に 住んでいる顔見知りの人もいます。
目があっても にっこりともせず、声もかけません。
また、魚をつかまえて持って帰っている人もいます。
木陰で休んでいる人がいました。
魚をやりに、何匹もさして それを握って休んでいました。
すると、男の人がそばに近づき、やりを取ろうとしましたが とられるのに気が付き、取り返そうと 引っ張り合いをしているうちに、2ひきやりから魚が落ちました。
すると、引っ張るのを止めて その男は、2匹の魚を持って行ってしまいました。