少しずつ肌寒くなってきました。

両生類•爬虫類飼育者が身構えだす
季節です。
アフリカウシガエルも、その例に
もれず、体温維持を外気温に依存
する生き物であり、そのままでは日本の冬を乗り切ることはできません。
万一逃げても定着できないため、
外来種のウシガエルと違って
飼育ができるんですね。
そこで、加温が必要になります。
そんなに難しい管理ではありません。気軽に備えましょう。
加温設備は何でもいいです。
水槽の底に爬虫類飼育用の
パネルヒーターを敷いてやれば
オッケーで、これが一般的。
もしくは、カメ用の
バスキングライトであったり
ヘビ用の暖凸が余っていれば
それを流用しても大丈夫です。

アフウシの場合、元来
乾季と雨季しかない地域のカエル
なので、温度さえ保ってやれば
致命的なことにはならないです。
ただ、なんとなく部屋の
ひんやり感を受けてか、
活動が鈍ることがあります。
大人のアフウシの場合、
そんな気配があれば、無理に
餌を与えなくても大丈夫です。
餌食べなくなったなーと思ったら、人影に反応して
飛びかかってくるか、
暖かくなるまであげなくても
死にはしません。
もちろん食べる子には通常通り
与えてください。
そして、上陸したての子供の場合
は気にせずガンガン給餌。
小さめのケースで、加温効率を
上げればいいと思います。
慣れない間はお勧めしませんが、
空気が乾燥するので、
休眠させるのもありです。
餌をしっかり排出させきって
しっかり加温してやれば
まゆを張って寝ます。
ぬるま湯を掛けてやると起きます。
こんな感じです。
冬支度、三千円くらいあれば
十分足りるので、
快適な冬を越させてあげてください。
アフウシはいいぞ