龍角散 のど研究室 のどコラム
動物ののどの
「なぜ?どうして?」
記事より

アフリカウシガエルも大きいだけで、そこらにいる普通のアマガエルと変わらないところがたくさんあります。

その一つが、
喉を常にケロケロ動かしている点。
完全なリラックスモードの時、
このように水面でずべーっと
のびていることが多いです。
この時、喉の動きに合わせ
水面もポコポコ波打ちます。

これについて調べると、
横隔膜の無いカエルが肺へ、
鼻から吸った空気を送るための
行動なんですね。
私達人間が、胸やお腹の凹凸で
空気を送るかわりに、
カエルは喉の動きで同じこと
をしています。

アフウシはアマガエルよりも、
一回の喉の動きが大きい。
それに伴い呼吸量も増えます。
だから、とてと長い間
潜っていられるのでしょう。
アフウシは、飼育していると
水に潜る動作をたまにします。
一度潜ると、不安になるくらい
出てこないときもあります。
このケロケロと、繋がった
気がしますね。

カエルは私達と同じ陸上の
四足生物ではありますが、
ある意味では、
我々よりも、もっと魚に近い
単純な構造をしています。
そういう身体の作りの違いが、
特徴的な動作になり、出てくるのでとても興味深いですね。

以下引用記事
アフウシはいいぞ