アフウシはいいぞと常日頃言っていまが、普通にペットとしてどうなんでしょう…
案外悪くはないですよ、カエルも。
今日はそんなお話です。
「カエル」は愛玩動物になるか?
愛玩動物として求められる要素とは?
犬猫等コンパニオンアニマルとどう違う?
1. なつくの?
残念ながらなつくことはありません…
しかし、アフウシは人間の存在に割と
慣れてくれます。
アフウシが嫌がらない触り方というもの
があり、嫌がられないときは結構
ベタベタ触っても大丈夫です。
トトロみたいにふわふわでぽよんぽよんの
お腹や、思いの外ゴツゴツした背中など、
色々撫でてみたり、さらには
部屋を散歩させたりもできます、
やりたければの話ですが。

飼い主の足の上で大人しくしている様子。
この、ある程度なら触れるってのは結構
特別なことです…
カエルって変温動物なので、
体温は大体環境温度(~30℃)です。
一方人間は約36℃なので、思っている
以上の温度差があります。したがって、
基本的に肌も弱いカエルは人が触っては
いけない生き物になりますので、
見るだけの動物です。火傷します。
一方でアフウシは、
かなり皮膚が丈夫で分厚いためか
ある程度なら触っても大丈夫です。
乾燥にも強いので、一日に10分20分程度
なら外に出してふれあえるわけですね。
これはペットとしてのポテンシャルを
秘めてるんじゃないでしょうか。
もちろん、嫌な触り方をしたときや、
触ってほしくない気分の時は
自分から離れていきます。
この辺は猫っぽいかもですね。
ただ、大きな注意事項として、
顔の前に無闇に手を出してはいけない、
ということがあります。
攻撃する意図はなくとも、餌と間違えて
噛まれる可能性があります。
アフウシは歯が強く発達したカエルです
ので噛まれると血が吹き出ます。
特に小さいお子さまがいる家庭では、
親がしっかり注意して、子供に
さわらせないようにする等の配慮が必要
です。しかしながら、
それさえ気をつければかなりの存在感と
重量があり、アフウシならではの
優しげな顔つきも相まって、
触れあっているとなかなか癒されます。
あ、触ったあとは手を洗ってくださいね。
2. 世話の難易度および飼育情報
カエルにしては比較的難易度は低いです。
温度が下がりすぎないように注意して、
霧吹き等である程度湿度を保ってやれば
丈夫なカエルです。なんでも食べるので
市販の人工飼料で育てられるという長所
もあり、カエルを飼ったことがない人でも、ちゃんと調べれば容易に飼えると
思います。
しかしながら、飼育情報は残念ながら
あまり豊富にはありません。
そのために私はこのブログを
書いていますし、このように情報を発信
している方も少なくありません。なので、
「頑張って調べる」という姿勢こそ
必要ですが、まるっきり正体不明の
カエルという訳ではありません。

パネルヒーターで保温。
3.マンションで飼える?社会で容認される?
アフウシは♂が結構大きくなりますので
(20cmくらい)、最終的には衣装ケース
くらいの大きさのケージが求められます。
♂はたまに鳴きますが、
お腹がなっているような音がします。
音量は普通に人が話す声量くらい。
騒音被害となるレベルじゃないでしょう。マンションでも余裕で飼えるんじゃ
ないでしょうか。
ただ、残念なことに現状の社会では
カエルを飼っている人は変人とされます。
なので、あまり大きな声で話せる趣味には
なれないというのが現実です。
しかしながら、最近はツノガエルや
バジェットなどポピュラーなペットカエル
を飼われている方も増えていますし、
以前ほどマイナーな趣味でもないんじゃないでしょうか。

とても飼いやすいクランウェルツノガエル
4.飼育で掛かるランニングコスト
小さいアフウシを大きく育てるにあたり、
意外とばかにならないのが食費です。
これだけは覚悟する必要があります。
例えば冷凍の赤ちゃんマウスが一匹50円
とすると、これを二日に一回くらい月に20
食べさせると1000円ですね。
これくらいならいいんですが、マウスを
サイズアップしたりもっと大量にあげたり
おやつに虫とか金魚あげたりしてると
結構気づけば散財してます…
大人になるとそこまで食べないんですが
暖房費はアフウシ1ケース分だけとかなら
保温器具買えばそこまでコストをかけず
保温できますが、他にも変温動物が増えて
きて、部屋を暖房で一括管理し始めると、
月一万円くらいのコストが発生します。
カエルって手を出すと増えるんですよね笑
またカエルが病気になり、獣医さんに
診察してもらう場合も案外お金が
かかります。
とくにレントゲンをとるとだいたい
一万円くらいですね。
触診のみとかの場合そんなにかからない
んですが…
犬猫ほどとはいかないものの、
なんやかんやかかるイメージです。
しかしあくまで1匹だけ飼う
くらいならそこまでの
コストではないかなぁ。
寿命は10年以上。しっかり長く付き合って
あげましょう。
とまぁ、こんな感じです。どうでしょうか?
アフウシはペットとしてアリですか、
それともナシですか?
もちろん、こういうエキゾチックな生き物
は馴れないので、犬や猫と違った関係性に
なるし、だからこそいい!野生を楽しめる
との考えでこの趣味を楽しんでおられる方
も多いです。
しかしながら、色々距離もあるものの、
付き合って観察を重ねるうちになんとなく
カエルサイドの要求がわかった
気分になったりしてくるものです。
あまりものをいわない生き物なので、
こちらが色々気にかけてやって日々の
様子をよく見ることが必要になります。
これはなかなか大変で難しいですが、
そうこうしているうちになんとなく
緩いコミュニケーション的なものを感じ
彼らも大切な家族の一員になってきます。
人間のエゴと言ってしまえばそれまでな
考えですけど…
それでも、直接的に仲良くなるというのとはまた違いますが、意外と心の触れ合いも
できる生き物なんじゃないでしょうか
と私は思ってしまいます。
カエルにとって飼い主が恐怖の対象で
なくなる瞬間が明確にどこかであります。
これがカエルの「慣れる」です。
そういうのも込みで、
アフウシはいいぞ!

案外悪くはないですよ、カエルも。
今日はそんなお話です。
「カエル」は愛玩動物になるか?
愛玩動物として求められる要素とは?
犬猫等コンパニオンアニマルとどう違う?
1. なつくの?
残念ながらなつくことはありません…
しかし、アフウシは人間の存在に割と
慣れてくれます。
アフウシが嫌がらない触り方というもの
があり、嫌がられないときは結構
ベタベタ触っても大丈夫です。
トトロみたいにふわふわでぽよんぽよんの
お腹や、思いの外ゴツゴツした背中など、
色々撫でてみたり、さらには
部屋を散歩させたりもできます、
やりたければの話ですが。

飼い主の足の上で大人しくしている様子。
この、ある程度なら触れるってのは結構
特別なことです…
カエルって変温動物なので、
体温は大体環境温度(~30℃)です。
一方人間は約36℃なので、思っている
以上の温度差があります。したがって、
基本的に肌も弱いカエルは人が触っては
いけない生き物になりますので、
見るだけの動物です。火傷します。
一方でアフウシは、
かなり皮膚が丈夫で分厚いためか
ある程度なら触っても大丈夫です。
乾燥にも強いので、一日に10分20分程度
なら外に出してふれあえるわけですね。
これはペットとしてのポテンシャルを
秘めてるんじゃないでしょうか。
もちろん、嫌な触り方をしたときや、
触ってほしくない気分の時は
自分から離れていきます。
この辺は猫っぽいかもですね。
ただ、大きな注意事項として、
顔の前に無闇に手を出してはいけない、
ということがあります。
攻撃する意図はなくとも、餌と間違えて
噛まれる可能性があります。
アフウシは歯が強く発達したカエルです
ので噛まれると血が吹き出ます。
特に小さいお子さまがいる家庭では、
親がしっかり注意して、子供に
さわらせないようにする等の配慮が必要
です。しかしながら、
それさえ気をつければかなりの存在感と
重量があり、アフウシならではの
優しげな顔つきも相まって、
触れあっているとなかなか癒されます。
あ、触ったあとは手を洗ってくださいね。
2. 世話の難易度および飼育情報
カエルにしては比較的難易度は低いです。
温度が下がりすぎないように注意して、
霧吹き等である程度湿度を保ってやれば
丈夫なカエルです。なんでも食べるので
市販の人工飼料で育てられるという長所
もあり、カエルを飼ったことがない人でも、ちゃんと調べれば容易に飼えると
思います。
しかしながら、飼育情報は残念ながら
あまり豊富にはありません。
そのために私はこのブログを
書いていますし、このように情報を発信
している方も少なくありません。なので、
「頑張って調べる」という姿勢こそ
必要ですが、まるっきり正体不明の
カエルという訳ではありません。

パネルヒーターで保温。
3.マンションで飼える?社会で容認される?
アフウシは♂が結構大きくなりますので
(20cmくらい)、最終的には衣装ケース
くらいの大きさのケージが求められます。
♂はたまに鳴きますが、
お腹がなっているような音がします。
音量は普通に人が話す声量くらい。
騒音被害となるレベルじゃないでしょう。マンションでも余裕で飼えるんじゃ
ないでしょうか。
ただ、残念なことに現状の社会では
カエルを飼っている人は変人とされます。
なので、あまり大きな声で話せる趣味には
なれないというのが現実です。
しかしながら、最近はツノガエルや
バジェットなどポピュラーなペットカエル
を飼われている方も増えていますし、
以前ほどマイナーな趣味でもないんじゃないでしょうか。

とても飼いやすいクランウェルツノガエル
4.飼育で掛かるランニングコスト
小さいアフウシを大きく育てるにあたり、
意外とばかにならないのが食費です。
これだけは覚悟する必要があります。
例えば冷凍の赤ちゃんマウスが一匹50円
とすると、これを二日に一回くらい月に20
食べさせると1000円ですね。
これくらいならいいんですが、マウスを
サイズアップしたりもっと大量にあげたり
おやつに虫とか金魚あげたりしてると
結構気づけば散財してます…
大人になるとそこまで食べないんですが
暖房費はアフウシ1ケース分だけとかなら
保温器具買えばそこまでコストをかけず
保温できますが、他にも変温動物が増えて
きて、部屋を暖房で一括管理し始めると、
月一万円くらいのコストが発生します。
カエルって手を出すと増えるんですよね笑
またカエルが病気になり、獣医さんに
診察してもらう場合も案外お金が
かかります。
とくにレントゲンをとるとだいたい
一万円くらいですね。
触診のみとかの場合そんなにかからない
んですが…
犬猫ほどとはいかないものの、
なんやかんやかかるイメージです。
しかしあくまで1匹だけ飼う
くらいならそこまでの
コストではないかなぁ。
寿命は10年以上。しっかり長く付き合って
あげましょう。
とまぁ、こんな感じです。どうでしょうか?
アフウシはペットとしてアリですか、
それともナシですか?
もちろん、こういうエキゾチックな生き物
は馴れないので、犬や猫と違った関係性に
なるし、だからこそいい!野生を楽しめる
との考えでこの趣味を楽しんでおられる方
も多いです。
しかしながら、色々距離もあるものの、
付き合って観察を重ねるうちになんとなく
カエルサイドの要求がわかった
気分になったりしてくるものです。
あまりものをいわない生き物なので、
こちらが色々気にかけてやって日々の
様子をよく見ることが必要になります。
これはなかなか大変で難しいですが、
そうこうしているうちになんとなく
緩いコミュニケーション的なものを感じ
彼らも大切な家族の一員になってきます。
人間のエゴと言ってしまえばそれまでな
考えですけど…
それでも、直接的に仲良くなるというのとはまた違いますが、意外と心の触れ合いも
できる生き物なんじゃないでしょうか
と私は思ってしまいます。
カエルにとって飼い主が恐怖の対象で
なくなる瞬間が明確にどこかであります。
これがカエルの「慣れる」です。
そういうのも込みで、
アフウシはいいぞ!
