肥満や痩身(そうしん)の体質の原因となる遺伝子の調節領域が脳や脂肪組織、免疫細胞に集中していることが、日本人約17万人の全遺伝情報(ゲノム)解析で明らかとなった。肥満の要因は食べ過ぎや運動不足などの生活習慣と遺伝があり、遺伝要因の解明が進むと期待される。
理化学研究所と東北大、岩手医科大などの研究チームが11日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
病気との関係を調べると、肥満体形の人は2型糖尿病や脳卒中、心筋梗塞のほか、背骨の靭帯(じんたい)が骨に変わって感覚・運動障害が起きる難病「後縦(こうじゅう)靭帯骨化症」や気管支ぜんそくを発症しやすいことが示された。
一方、痩せ形の人は関節リウマチや統合失調症、背骨が横に曲がる難病「思春期特発性側湾(そくわん)症」を発症しやすかった。
気管支ぜんそくや関節リウマチは免疫機能の異常が関与する。研究チームは免疫細胞の中でも、白血球の一種であるBリンパ球の数や遺伝子の調節が体重の個人差に影響することを明らかにした。
肥満の遺伝要因はこれまで、欧米人のゲノム情報で解析されることが多かった。しかし、欧米人と日本人では太り方が違うため、研究チームは東京大医科学研究所に集積された日本人約16万人と東北大や国立がん研究センターなどに集められた約1万5000人のゲノム情報を解析した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00000001-jij-sctch
https://matome.naver.jp/odai/2144004901824905501
http://www.riken.jp/pr/press/2012/20120220/
http://www2.center.ibk.ed.jp/contents/kenkyuu/houkoku/data/006/p66_84.pdf
肥満
http://www.sigmaaldrich.com/japan/lifescience/cell-biology/rbi/obesity/obesity.html
