あけましておめでとうございます。今年もゆるゆると、時間があれば更新して参りたいと思います〜
今回は、「クロスロード 回復への旅路 」あらすじと感想を書きました!
本作は、「神の子屋」を書いたウィリアム・ポール・ヤングの2作目。物語の主人公は、45歳のビジネスマンであるトニー。ビジネスでは成功を収め、裕福な生活を送るが、幼くして両親を亡くし、子供を病気で亡くし、結婚生活は破綻し、トニーの人生は波乱万丈。罪悪感と人生に嫌悪し、死によって、全てが無に終わると信じていた。
ある日、突然の脳出血で倒れ、病院に運ばれ、昏睡状態になる。昏睡から目覚めると、トニーは見知らぬ荒地にいることに気づく。そこで出会ったイエスと名乗る男に、これから始める旅の中で、誰か一人を癒すことができると言われ、送り出される。そこで出会ったのは、病院で働く看護師や、ダウン症の男の子、白血病でこの病院に入院している女の子、そしてその兄妹の母親…などなど。彼らとの出会いを通して、トニーはこれまでの人生の旅路を振り返り、彼らを通して、その感情を感じ取り、トニーが今まで信じることができなかった愛を知っていくことになる。
私が印象的だったのが、第13章の「内なる戦い」の中で、トニーが自分の心の荒地の中で、自分で作り出した化け物たちと戦う場面。自分の姿が肥大化した虚像に向かって、指を突きつけて、ここから出ていくようにと叱りつける姿が力強かった。
トニーはイエスと出会い、神との関係を取り戻し、旅路を通して出会った人たちを通して、人の心にある温かさ、愛によって心を癒されていったのだ。今まで封じ込めてきた恐れと向き合い、失ったものを取り戻すことができたトニー。
そして、トニーが最後に、癒 誰を癒すことに決めたのか…その結末は、読んでからのお楽しみに!