人間関係が築けたら、もうその関係に価値はない。 | ホームページ改善、ITでお悩みのことなら「エニシア」 市川武史の奮闘記

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今、読んでいる森博嗣氏の「素直に生きる100の講義」の中に仕事についてこんなことが書いてありました。


すごく読んでいてドキリとした内容でした。人間関係のうえに仕事があるのではなくて、仕事の成果のうえに人間関係があるということですよね。

素直に生きる100の講義

常に最初の関係をつくる緊張感を持って仕事をしないと、
「もう大丈夫」なんて思った時は本当に気をつけないといけないなと思います。


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仕事というのは、最初の関係を作るところまでが苦労の連続である。
そういった関係が構築できて、スタッフも仕事に慣れ、うん、もう大丈夫だ、と感じたときが、既に終末に近いと認識した方が良い。

軌道に乗ったなんて思ってはいけない。軌道に乗って、エネルギィを使わずに、同じことを続けているから、結局は新しいものに乗り遅れることになる。

その最たるものが人間関係であって、関係が築けたら、もうその関係に価値はない、というくらいに考えた方が良い場合が多い。

その良い関係を築こうとしたプロセスに、実は価値があったということである。
その段階で最も良い仕事ができた。次からは、この人に頼めばまちがいない、という段階に至ったときは、次の関係を探し始めるときだ。
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素直に生きる100の講義/大和書房