2012年も、終わろうとしております。
今年一年間大変お世話になりました。
今年は尊敬している経営者の方をお呼びして初めてのセミナー開催、「めざせ!会社の星」でご縁を頂いた世界的に有名なアートディレクターの方との初めての仕事、以前につとめていた会社の退職、そして独立。
個人的には今までの一年間と特に変わった感じはしていないのですが、今までの中で色々自分で体験をしてみてとても深い学びを得た一年間でした。
会社員としてつとめているときにお世話になったお客様、協力会社様、上司や同僚、後輩には独立をしてからもとてもお世話になっており、とても感謝をしております。
皆様から頂いた温かいご支援・ご助言にとても感謝の気持ちでいっぱいです。
また、会社を設立してから改めてご縁を頂いたお客様にもとても感謝をしております。
創業した時の初心を忘れることがないよう邁進していきたいと思います。
先日、コマツの全面広告を紹介しましたが、以前にJALの中吊り広告で同じく松井選手のメッセージが掲載されておりました。
この文章の「JAL」を自分に置き換えると、とても勇気をもらうと共に、初心の大切さを感じます。
よく営業で「クロージング」という言葉を使いますよね。
「このお客様はクロージングが出来ているのか」と。
でも、営業はお仕事を頂いた時点がスタート時点。決してクロージングではない。
自分が何を売りたいかではなく、「お客様がいて、僕がいる」姿勢で2013年、頑張っていきたいと思います。
▼以下、中吊り広告に掲載されていた文章
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「ファンがいて、僕がいる。」
今でも僕は覚えている。
あの日、NY行きの機内から見た空は
どこまでも美しく澄んでいた。
まるで僕の心の中を映しているようだった。
不安や迷いがなかったと言えば、
嘘になるかもしれない。
しかし、それが日本のファンへの裏切りだと言われても、
自分の夢に逆らうことはできなかった。
あれから、8年。
僕は闘い続けてきた。
メジャーで150本を超えるホームランを打てた。
ワールドシリーズを制覇することもできた。
MVPを獲得することもできた。
しかし、それは平坦な道ではなかった。
再び、新人からのスタートだった。
言葉の壁もあった。ひざの故障やスランプにも遭遇した。
そんな時も、僕は一人ではなかった。
何十万人、何百万人もの
日本のファンがいつもいてくれた。
僕は、それを背番号55番の背中で感じていた。
JALも決して忘れないでほしいと思う。
JALを応援する人が、ここにいることを。
松井秀喜
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