ウォームストーリー。 | ホームページ改善、ITでお悩みのことなら「エニシア」 市川武史の奮闘記

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買い手に売り手や作り手の想いが伝わる「温かな消費」を創造していきます。また「買い手」が温かな気持ちになり、その空気感が家族や友人などに波及していくような温かな社会をお客様と共創します。

日記に綴ろうと思っていたのに書いていなかったことがあるわ。

この間地下鉄に乗ったら心が暖まるような話があったの。

主人公は70歳は軽く超えているおじいちゃんと30歳くらいの

女性とその女性のお子さん。


僕が電車に乗り込んでいったらそのおじいちゃんは座席に

座ろうとしていたんだけど、入り口からその女性とちいさな

お子さんが入ってくるのをみて、自分が座ろうとしている座席

をあけてその女性に「おぼっちゃんと一緒に座りなさい」って

声をかけていたんだけどその女性は遠慮していたのね。


そしたらそのおじいちゃん、「ワシみたいな年寄りも若い人が

座ったほうがいい。早くおいで」って言ったんだよね。あまりに

親しげに話しているからその女性は曾孫なのかなと思った

くらいなんだよね。

それにしても、すごいおじいちゃんだわ。この間地下鉄に

乗った時は大声で「若いやつばっかりが席に座りやがって!」って

わめきちらしていたおばさんがいたんだけど本当に気分が

悪かったもん。
本当にそれと対極になるような出来事が起こったんだよね。

そのおばさんの時はみんな引いていたんだけど、おじいちゃん

の時には周りがみんなほほえんでいたんだよね。
あのおじいちゃんすごいよなぁ。あんな事を当たり前に出来る

んだからさ。僕なんて席を譲ることは「特別なこと」という意識

が少なからずあるもん。どんな時間を過ごせばあんな風に

心底穏やかな人になれるんだろう。
きっとさ、ドラマって選ばれた人の人生にあるものではなくて

「地下鉄の素敵なおじいちゃん」の生きた歴史にこそあるんだろうね。


そんな事を考えた一日でした。