ここ3日間、重松清の「疾走」という本を読んでいました。
重松清の本は「流星ワゴン」「舞姫通信」「エイジ」など
何冊も読んできているが一番重い作品だった。
主人公は海沿いの町に生まれ育ったシュウジ。
家族の主はいつも兄の「シュウイチ」だった。
中学では常に成績は学年1位で、そしてシュウイチは頭の悪い人を
見下す傾向があった。
兄シュウイチがカンニングの発覚がきっかけとなり、シュウイチは家にひきこもり家庭内暴力を
するようになり最後には連続放火をしでかしてしまう。
父は大工職人だが、家族から赤犬(放火魔)をだしたということで失職。
そして、家にあるお金を持って失踪。
そして母も仕事をやり出すが、得意先の人間に裏切られギャンブルに手を出し失踪。
シュウジは、赤犬の弟ということで、親友だと思っていた徹夫からも
学校でいじめにあうようになり、人間を信じなくなるようになる。
そして、シュウジは中学の同級生で東京に引っ越したエリに会うために
東京に出ようとする。
しかし、その途中で…
そして、その結末は…
常に主人公のシュウジのことを「あなた」と呼ぶ著書のなかの語り部が
読者をこの物語に引き込んでいく。
この語り部の正体を知ることがさらにこの「疾走」を重くする。
色々と語りたいところだがこの本は書評は控えておきたい。
書評ではこの「疾走」が訴えてくるメッセージ性を伝えることが
できないし、それをすることで「疾走」が薄っぺらくなってしまう
ことがこわい。
今年の12月にこの「疾走」が映画化されるらしい。
http://www.kadokawa-pictures.com/shissou/ が
その紹介ページ。
興味がある人はぜひ見てみてね☆
早く見たい人はぜひ原作を読んでみてください(*μ_μ)♪