70回目のROCK談義はジミ・ヘンドリックスの名曲「Little Wing」です。
レイボーン、スティングをはじめ、多くのアーティストにカバーされる珠玉のバラードです。
恐らくこれを知らないギターリストはいないんではないかってくらい
有名なイントロ、そしてギターソロですが
実は歌詞も非常に美しい曲なのです。
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Little Wing
Well, she's walkin' through the clouds
With a circus mind, that's running wild.
Butterflies and zebras and moonbeams, and uh fairy tales.
That's all she ever thinks about,riding with the wind.
When I'm said, she comes to me
With a thousand smiles, she gives to me free
It's alright she says. It's alright
Take anything you want from me, anything. Anything
Fly on little wing,
Yeah yeah, yeah, little wing
彼女は雲の中を歩いている
まるでサーカスを見ているように微笑みながら
風の中を流れる雲の中を歩いている
蝶やシマウマ達を月光が照らす
まるでおとぎ話のようだ
彼女は風に乗って、そんなことばかり考えているんだ
僕が語りかけると
彼女はありったけの笑顔でやって来て
自由に何でも与えてくれる
「大丈夫、あなたが望むもの何でもあげるわ、何でも」
(訳:スッタカ)
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ここでのShe(彼女)は恋人のようですが
だとすると、あまりにもメルヘンチックで
かなり、子供っぽい感じがします。
しかし、Little Wingを持ち、空を飛ぶ彼女が
現世には存在しない人と考えるとつじつまが合います。
”Take anything you want from me, anything.”
(あなたが望むもの全てをあげる)
恋人が言うセリフとしては常套句ですが
母親が子供に語る言葉と考えることもできます。
ジミの母親ルシールは、17歳で出産しましたが
奔放な性格のため息子ジミを置いて家出し、挙句その数年後に亡くなっています。
同じようなテイストの「Angel」というバラードがあります。
これは母親が夢に現れたことからインスピレーションを受けたとされています。
十分な愛情を受けられなかった母親への思慕が
この「Little Wing」にも込められているのではないでしょうか?
そうして歌詞を見ると、
若くしてスターとなったジミが、その孤独や苦悩を
空想の母親へ打ち明ける姿が浮かびます。
活動期間はほんのわずかでしたが、
炎のように燃えたジミの素顔が少しだけ垣間見える気がします。
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THE FROCKS LIVE情報
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6/11(土)「NAKED SONGS EXTRA -PRAYER FOR TOHOKU-」
@池袋アトリエベムスター
チャリティーイベント(スッタカSOLO)
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6/17(金)
@神楽坂エクスプロージョン
詳細分かり次第UP
6/26(日)
@代官山シンプルボイス
※アコライブ。詳細分かり次第UP
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