ROCK談義Vol.40「Guerrilla Radio」 | スッタカの歌うたいBlog

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さて、第40回のロック談義はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine:以下RATM)
レッチリに続き、ミクスチャーバンドとしてもっとも成功したバンドの一つです。
日本ではそれほど知られてませんが、映画、マトリックス(パート1)のエンディングテーマになっていたので、聴けばわかるさ!といったところでしょうか。

RATMは、公式HPにはチェ・ゲバラやマルコムXの画像がありまして、いわゆる極左バンドとしても有名です。
何せバンド名が「マシーンに対する怒り」ですからね。
付け足すと「machine」には、機械という意味の他に
機構、組織、組織の黒幕という意味もあります。
どちらかというと、「権力組織に対する怒り」の方がいいのかなとも思います。

メンバーは4人
タイトでヘビィなドラム(ブラッド・ウィルク)
どこまでもヒップホップなグルーブ弾き出すベース(ティム・コマーフォード)
理知的かつ情熱的でトリッキーなギター(トム・モレロ)
そして辛らつなマシンガンラップMC(ザック・デ・ラ・ロッチャ)

「ラップメタル」の元祖にして至高のバンドです。
レッド・ツェッペリンを彷彿とさせる(じっさいオマージュもあるけど)サウンドと
ヒップホップ、ラップの融合は、彼らが最強でしょう。
フォロワー達をたくさん生んだけど、そういうバンドが小手先が感じがするくらいにRATMは本格でした。

この頃の僕はギターキッズだったので、ガツンとくるリフが大好物。
1stアルバム「Rage Against The Machine」で完璧にやられました。
歌詞の内容とかな~~~んにも考えずにとにかく聞きまくりましたね。

今回取り上げるのは擦り切れるほど聞いた1stアルバムから、「Killing In The Name」です。
歌詞も載せますので、動画と一緒に見てください。

動画は、2000年、民主党の党大会の会場の近くで開催した野外ライヴでの様子です。
歌の内容とリンクする風景。まるで映画みたい。

Rage Against the Machine - Killing In The Name _Live in L.A.

http://www.youtube.com/watch?v=UCiTVdrK3jE

Killing in the name of!
大義名分掲げようが殺人は殺人だ!

Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には はりつけ台を燃やすヤツらと同じ人種がいる
Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には リンチ集団と同じ人種がいる
Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には はりつけ台を燃やすヤツらと同じ人種がいる
Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には リンチ集団と同じ人種がいる

Killing in the name of
人殺し 大義名分のもとに
Killing in the name of
偉そうなことぬかしても人殺しと変りない

And now you do what they told ya
そして今オマエはヤツらの言いなりになる
Now you do what they told ya
ヤツらの言った通りにする
Now you do what they told ya
ヤツらの言いなりになる

Those who died are justified, for wearing the badge, they're the chosen whites
死んだ人間は正当化される 警察のバッジをつけてたってだけで 選ばれた白人というわけだ
You justify those that died by wearing the badge, they're the chosen whites
世間は殉死警官を正義漢扱いする 特別な白人というわけだ
Those who died are justified, for wearing the badge, they're the chosen whites
死んだ人間は正当化される 警察のバッジをつけてたってだけで 選ばれた白人というわけだ
You justify those that died by wearing the badge, they're the chosen whites
世間は殉死警官を正義漢扱いする 特別な白人というわけだ

Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には はりつけ台を燃やすヤツらと同じ人種がいる
Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には リンチ集団と同じ人種がいる
Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には はりつけ台を燃やすヤツらと同じ人種がいる
Some of those that run forces are the same that burn crosses
警官の中には リンチ集団と同じ人種がいる

Killing in the name of
人殺し 大義名分のもとに
Killing in the name of
偉そうなことぬかしても人殺しと変りない

And now you do what they told ya
そして今オマエはヤツらの言いなりになる
And now you do what they told ya, now you 're under control
言われた通りにする コントロールされてるんだ

Those who died are justified, for wearing the badge, they're the chosen whites
死んだ人間は正当化される 警察のバッジをつけてたってだけで 選ばれた白人というわけだ
You justify those that died by wearing the badge, they're the chosen whites
世間は殉死警官を正義漢扱いする 特別な白人というわけだ
Those who died are justified, for wearing the badge, they're the chosen whites
死んだ人間は正当化される 警察のバッジをつけてたってだけで 選ばれた白人というわけだ
You justify those that died by wearing the badge, they're the chosen whites
世間は殉死警官を正義漢扱いする 特別な白人というわけだ

Come on!
そうだろ!

Fuck you, I won't do what you tell me
畜生、貴様らの言いなりになんかなるかよ
Fuck you, I won't do what you tell me
ふざけんな、貴様らの言いなりにはならねえからな
Fuck you, I won't do what you tell me
死ね、言いなりにはならねえ

Motherfucker!
クズヤロー!
Motherfucker!
クソヤロー!


******

なんだろ、こんな曲を歌ってるバンドが全米No1になるって本当に凄いことだと思う。
ライブで国旗を逆に張っちゃったりするバンドがですよ!
9・11の時は、放送禁止になっちゃったバンドがですよ!
日本じゃどうだろう?

そういえば、こないだの土曜に渋谷で尖閣問題に対する中国への抗議集会があったみたいです。
ちなみにアメリカではCNNはじめ、大々的に報道されていますが、
国内大手メディアでこれを取り上げたところはありません。
日本ではせいぜいマイナーなネットニュースくらい。
http://getnews.jp/archives/79444

なんでかググったところ、国内大手メディア(新聞、TV)は中国と、「日中記者交換協定」なるものを結んでいるらしく、そのため中国に不利な報道はできないようです。しかしこのソースはウィキなので本当かどうか、僕は知りません。ただ、全く報道しないことについては、何らかの力が働いていることは間違いないでしょう。

さて、話をくるりとレイジへ戻します。
1stアルバムのジャケットは
1963年ベトナム人僧侶ティック・クアン・ドックが、ベトナム戦争中、サイゴンのアメリカ大使館前で
仏教徒への弾圧に抗議するために焼身自殺した際に撮られた写真です。
こんなのを1stアルバムのジャケットに使うセンス!というか彼らは本気ですからね。
音楽を自身の社会活動の一つとして行っていたと言えるRATM、こんなPVまで作りました。
これは3rdアルバム「The Battle Of Los Angeles」のオープニングナンバーです。

Testify

http://www.youtube.com/watch?v=1JSBhI_0at0

ブッシュとゴアが双子って、すごいよね。もう。
歌詞とかなくてもいいもん。
これで全米No1とかになっちゃうんだから、本当にすごいな。

日本じゃ、これだけ反体制を高らかに叫ぶバンド、
絶対つぶされるし、仮にメディアに出ても売れないだろうなぁ。
この手の反体制的な思想って嫌われるから。

そもそも黒人のブルースや、アイリッシュのケルト音楽を起源に持つROCKミュージックは、
自力じゃどうにもならない階級、貧困や、体制、権力への反抗ってのが根本にあると思う。
言いようのない、言っても仕方のない怒りのエネルギー。
国や、思想を敵として戦う、そういう思いをストレートに表現した音楽。
日本でその手の音楽で成功しているのって、亡くなった忌野清志郎、
高田渡、現役だとソウル・フラワー・ユニオンくらいしか僕は知らない。
(邦楽あまり知らないので他にもこんな人がいるぜって時は教えてください)

それを民度が低いと言ってしまったらアーティストとしては終わってしまう。
ポピュラーミュージックをやるということは、
自分が好きな歌を好きなだけ歌うということではないんだから。
ちゃんと、聞き手に伝わるような音楽を提供すること、
そしてその機会を作ることが必要なことで、
それがイヤなら家でオ○ニーでもしてろという話になる。
ありゃ、似合わない下品な言葉遣いをしてしまいました、すみません。
話を戻します。

日本の音楽は、祭りの音楽が起源だと思います。
神への感謝、祈りが原点。この点インディアンにも通じている。
その中の一部が、貴族の手で宮廷音楽、雅楽へと進み、
一方、農民の手で労働歌が生まれた。

そういう意味では、ロックとかラップは本来の意味では労働歌なんだけど
日本にはファッションとともに輸入された文化だから
どうしても、もともとのパワーはなくなってしまう。
贋作のように。

オリジナルが最高だけど、今やってる自分達を信じなくてどうするのさ!
贋作結構。そこに”真実”があればいいじゃないか!
と僕は思っています。
そのためには偉大なる嘘つきだっていいと思う。

携帯だって、インターネットだって、DTM(パソコンで音楽つくること)だって
エレキギターだって、全て文明の利器で、
僕はどのような方法かで生み出されたエネルギーを使って表現活動している。

それは忘れてない。

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22日(金) 四谷三丁目ソケースロック
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5日(金) 赤坂グラフィティ 虹ワンマン