新選組副長 土方歳三の遺髪を拝見してきました。


限定公開です。



東京、日野市

佐藤彦五郎新選組資料館へ





朝、10:30に到着しましたが、整理券配布され入館は13:00〜の回でした。



虫めがね「4月の日曜日だけ」の期間限定の公開。



この貴重な機会ですから、今日も、たくさんの土方歳三や新選組を愛する人々が集っていましたので、整理券配布には納得です。


ただのテレビ番組の影響力だけではない、誠の熱を感じました!








入館までの2時間、バスで高幡不動尊に参拝に行ってきました。

桜や境内の草花が美しい。


花まつりであったので、甘茶を飲んできました。意外と好きウインク







13:00…
さて再び、佐藤彦五郎資料館へ


近藤勇と土方歳三と佐藤彦五郎


資料館には、博物館では見られないような、関係者、家族ならではが所有できる品々が見られます。

子孫の少年による「歳三の愛刀」の解説がわかりやすく、声が聞きやすかった。(歳三が大切にしていた、葵御紋の「越前康継」)

歳三の意志が受け継がれて、品々も大切に守られていくであろうと感じた。

パンフレットより



それでは虫めがね話題の、「歳三の遺髪」



もちろん館内は写真撮影は禁止🚫




テレビ映像では太く艷やかな美髪に見えていた遺髪。

でもテレビの照明や撮り方…色んな補正が効いていたのでしょうか?



実物を見ることは大切なこと☆



実際、対面しました歳三の遺髪は…

片手の掌におさまるくらいの毛の塊。
リアルな100年以上の時の流れ、戦地の乾いた空気感、戊辰の動乱の中で生きてきた歳三を僕は感じた。

命懸けで持ち帰った市村鉄之助の汗と使命感も伝わってきました。展示されていました髪の包み紙にも…物語を感じました。


写真と刀剣、愛用の品々、史跡や物語、伝承で僕らが知って、憧れていた土方歳三。

遺髪、それは身体の一部、現実に土方歳三がいた証です。




展示ケースの髪の毛を見て、みんな十人十色、いろいろな想いを抱いたのでしょう。



歳三の遺髪を見て泣き出す女性がいた。

僕もうっかり貰い泣きしそうに…。


わかる!!

その感受性は、紛れもない真実に思えました。



僕も学生時代から、書籍や小説、ドラマ、映像いろいろな歳三を知ってきたつもりでしたが、この身体の一部には、ロマン、リアルを、何よりもの真実を感じた。



公開には賛否両論あると思う。

ずっと秘していたものを初めて公開するのだから、大きな決断だったと思われます。きっかけはどうであれ、今が、その時だったと判断されたのでしょう。




「今日から歴史が変わります。」



…子孫である佐藤さんが出口でおっしゃっていました。


この髪の存在感。衝撃。

これを目にする目にしないでは、新選組副長 土方歳三を語る上で、想いの上で、大きく変わると思う。


すごいものを見せていただきました。






今日4月7日。


今日、僕は土方歳三に会えたのだ。


ありがとうございました。



伝説はここから始まった…まさに。

アツい一日でした。





まだ、間に合います。ぜひその目で☆


ではまたあしあと



Yahooニュースより






高幡不動の桜、綺麗でした。