娘の成人式のために一時帰国しました。
1年以上携わっているプロジェクトの締め切りが1月上旬でかなり厳しい状況でしたが、何とか頑張って自分の担当部分は最低限終わらせ、娘の成人式(二十歳のつどい)のために一時帰国しました。
着物はレンタル業もしている呉服屋さんから借りました。事前にウェブサイトを見て選んでおき、去年の4月末に娘の交換留学が正式に決まると同時に申し込みました。
2023年4月に着物を探し始めたのですが、その時点で既に2024年だけでなく2025年の予約がされている着物もありました。料金全額前払いだったので、正式に留学が決まって申し込むことにしましたが、ゴールデンウィーク中に見学されて予約される場合もあると聞き、早く大学側から合否の連絡がないかドキドキしていました。
参考までに、娘の交換留学決定の流れは以下の通りでした。
- 2022年12月: 所属するカナダの大学へ交換留学の申し込み
(留学先は第3希望まで記入可) - 2023年1月末: 第一志望の日本の大学への推薦が決定
- 2023年2月: 日本の大学へ交換留学の申し込み
(カナダの大学の推薦が必須) - 2023年4月末: 日本の大学から合格通知
- 2023年6月: 日本の大学の寮へ申し込み
- 2023年7月中旬: 日本の大学の寮の落選通知
- 2023年9月末: 日本の大学でオリエンテーション
- 2023年10月: 日本の大学で授業開始
こういう流れだったので、私も娘も実物を見ずに申し込んだのですが、とてもよく似合っていてよかったです。
興味深かったのが、着物を選ぶ際にカナダ人の友達にアドバイスを求めると、濃い青や濃い緑、濃い紫など、基本的にイブニングドレスでありそうな濃い目のハッキリした色の着物が好評だったのに対し、日本人の友達は赤やピンク、水色やクリーム色など、赤系または柔らかい色の着物が好評だったことです。
また、私の友達が、着物に合わせて髪飾りを手作りしてくれました。二つのタイプを作ってくれて、どちらがいいかを選ばせてくれるという恐縮する気遣いもあり、本当にありがたかったです。
娘は、体験入学で小中学校に通った校区の成人式に参加しました。事前に問い合わせたところ、住民票がなくても参加できるということで、今住民票がある東京のものではなく、私の地元の区で参加しました。
成人式は式そのものより、着物を着ることと小中高の友達とお喋りすることが楽しいと思ったからです。娘は体験入学だけなので短い期間しか通っていなかった小中学校ですが、多くの人が覚えていてくれて楽しかったそうです。今でもずっと連絡をとって仲良くしてくれる友達もいて、本当に感謝です。
私の方は、前撮り撮影と成人式のどちらも手伝うことができて安心しました。結構強引な時期の一時帰国でしたが(一応会社のパソコンを持って行き、少しだけ日本で仕事もしました)、無事見届けられてよかったです。
ちなみに、大学の寮に落選して大慌てで下宿先を探した話はこちらです。
成人式の着物も大学の下宿先も、思った以上に早く予約をしている人がいるのに驚きました。
[調べた英単語]
coming-of-age ceremony → 成人式
kimono → 着物