皇后陛下を拝見することができました。 | トロントで出会った英単語を調べました。

皇后陛下を拝見することができました。

先日書いた夏の読書クラブ(summer reading club) のキックオフイベントとして図書館にマジシャンが来るというので、子供2人を連れてその図書館へ向かいました。すると、入り口が何やらいつもと違い、白いテントに赤い絨毯、日本の国旗をもった日本人らしき方達が集まっています。もしかしてと思って聞いてみると、皇后陛下の御訪問とのこと。そのまま入り口で待つこと40分あまり。皇后陛下を拝見することができました。

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最初は子供達が、特に息子が待てないだろうと思ったのですが、娘に聞くと待ちたいというので、頑張って待ってみました。手品師さんは午後2時15分から、皇后陛下は午後2時頃御到着予定ということで、拝見してからマジックショーにと欲張りに考えていました。が、皇后陛下が図書館に入られた途端、図書館は閉鎖され誰も入ることが出来なくなり、結局マジシャンには会えませんでした。ですが、娘は満足したようで、よかったです。息子も何だか嬉しそうに「バイバイキンキーン。」と叫んでいたので、楽しかったんだと思います。

さて、皇后陛下が訪問された図書館ですが、リリアン・スミス図書館(Lillian H. Smith Library)です。我が家から徒歩または自転車で行ける範囲に4つの公共図書館があり各図書館に特色があるのですが、その中でも子供向けのプログラムが1番充実しているのがこの図書館です。

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[図書館の情報]
Lillian H. Smith Library
239 College St.
Toronto, ON M5T 1R5

読み聞かせなどの子供向けプログラムも充実していることに加え、4階には有名な児童書のオズボーンコレクション(Osborne Collection of Early Children's Books)があります。トロント公共図書館のサイト によると、子供向けサービスの初代責任者だったLillian H. Smithさんに感銘を受けたEdgar Osborneさんが自身の所蔵品を寄付したことが始まりのようです。誰でも気軽に入れるので私も見学したことがありますが、古い絵本などがガラスケースに大切に陳列されており、子供の本のコレクションですが、子供というより大人が楽しいものでした。皇后陛下もこのコレクションのため、御訪問となったようです。

ところで、待っている間ですが、一種の連帯感もあるのか周りの方が娘によくして下さり、クッキーをもらったり、日の丸の旗を貸してもらったり、よく見えるように抱っこしてもらったりと、本当に助かりました。せっかくの出会いだったのに、家に帰ってから名前を教えてもらっておけばよかったなあと後悔しました。

それにしても、今回は思わぬハプニングでしたが、娘は何か感じることがあったようです。帰宅後、日本とカナダの国旗をそれぞれ白画用紙と赤いペンを使い、1人で楽しそうに作っていました。いいハプニングでした。

[調べた単語]
kick off → 始まる
empress → 皇后
ephemera → 短命な収集品


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