退廃(2) | ストーリー短歌

退廃(2)


ち 散りばめた宝石よりも美しい 青き瞳とピンクの頬と

り 凛として向ける眼差し眩しくて 緩む思いに仰け反りながら

ぬ ぬめり込み堕ちる怠惰の感触に 肢体の震え止める術なく

る ルージュ引きマスカラつけて飾り立て 仮面のごとき顔を歪めて

を 幼顔歪み猛るを愉しみつ 揺り動かせばあっと叫びて

わ ありふれた恋に飽いても好奇心 失せることなく肌を燃やして

か 狩をして獲物手にしてほくそえむ 血に飢えるよに刺激求めて