猫は知っていた(8) | ストーリー短歌

猫は知っていた(8)


ゑ 襟首に顔を擦って甘えつつ 同盟軍のつもりになって

ひ 暇だから遊んでくれたようだけど なついてみせる少しずつでも

も もう山は越えたところさじっくりと 様子見ながら楽しい暮らし

せ 餞別をあの家政婦に贈る日が きっと来るだろその日を待って

す スリルある暮らしがどこか楽しくて やみつきになる次は何かな