咲いた花の名前は… -5ページ目

告白

ずっと言えずにいた言葉

何度も決めたきっかけが

今はもうないと気がついた

だからせめて

残された時間だけは

自分に素直でいようと決めた

君の笑顔を忘れないように

一秒一秒を愛しいと思えるように

言えずにいた言葉が

君の足枷にならないように

心の底に深く沈めて

若気の至り

もういいだろう?

この場から消えてしまいたい

ツライ、ツライ、ツライ

何を望んだのでもない

ただ何も望まない、何もしない、何も起こらないそんな毎日を望んだだけ

それのどこがいけない?

もう、何もしたくない

目を閉じ、耳をふさぎ、誰とも深く関わらず、関心も興味も何もなく

時間が流れるのを静かに楽しむ

そんな日々に憧れて

どこがいけない?

この声が

支えてくれる人がいた



背中を押してくれる仲間がいた



だから、歩ける



どんなに辛く、悲しい困難にも立ち向かえる



今はまだ知らない



けれど、きっと気づくときがくる



広いこの世界のどこかにいる君に伝えたい



僕は今なら歌える



もう迷うこともない



だから、君も



忘れろなんていわない



忘れなくてもいい



心の中に生き続ける想いまで殺さないで



辛いと泣けばいい



思いっきり泣けばいい



そうすることで彼も生き続けることができる



死んだままの心では彼さえも消えてしまう



いつでも傍にいると誓っていただろう



きっと、見守っている



歩き出せばいい



自身の人生を生きればいい



この歌は君のためにある



彼からの贈り物

僕からの応援【エール】

この歌は…